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英国アンティーク家具の本流に触れる
地下1階、地上3階にわたる売り場面積は、1300㎡にもなる。大物家具から小物までを網羅し、設計や工事、店舗デザインまで対応する、アンティークの総合ショップである。1800年代後半~1940年代頃までのイギリスの家具を主としており、全体の一部でフランスのアンティークも扱っている。

レイアウトはというと、地下1階にはオーク材の家具を配す。木目がはっきりと出る素材で、重厚感がありながらも実用的。ときに男性的な印象も受けるものが多い。
地上3階はマホガニーとウォールナットの家具が中心。当時から高級な素材で、小さなテーブルと椅子を組み合わせたサロン風のセットや、意匠を凝らしたダイニングテーブルなどが豊富だ。
さらに2階には軽やかなオールドパイン材の家具、1階には雑貨やアクセサリー、古書などが置かれ、全館をぐるりと回れば、まだ知識がなくても自分の好きな傾向が見えてくるだろう。

英国家具を見るポイントについて、ディレクター・岡田明美さんにたずねてみた。「14世紀頃からその歴史は始まりますが、王政のイギリスにおいては時の王の名前と家具のスタイルがリンクしていることでしょうか。例えば、ジョージアンなら足がストレートで男性的、クイーンアンなら猫足というように」
時代を経るにつれ、アンティークの中でも、そういった“古典”を模倣した意匠を散りばめるようになるのも興味深い。それに50年たっても色あせない圧倒的な木の質感や、鉄ではなく木釘を用いて修理可能なように作られているのも、アンティークならではの良さである。

充実の品揃えに、誰しも自然と滞在時間が長くなる。2階に併設されたカフェ・レストランで、商品をあれこれ悩んだり、レイアウトを思案したり。ひと息ついて、また好きなだけアンティークの世界に没頭できる専門店だ。
※新型コロナウイルスにより臨時休業中、再開情報は公式HPにて(2013年取材)
文/沼 由美子 写真/佐藤佳穂
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