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自分へのご褒美や贈り物にぴったりの鍋

鍛金とは一枚の地金を玄翁(金づち)で、少しずつ叩くことで加工し、鍋などにする技法をいう。行平鍋のような美しい槌跡が特長である。
三十三間堂の西側にある「鍛金工房WESTSIDE33」では、鍛金で作られた鍋やフライパンを販売しており、店内にはアルミ、真鍮、銅で作られた調理具が並ぶ。金や銀、赤銅色に輝く道具たちの中にいると、キッチン好きでなくとも、ハッピーな気持になってくる。

これらの道具を作るのは、寺地伸行さんを中心とした工房のスタッフたちだ。伸行さんは大阪芸術大学を卒業後、父・茂さんの「鍛金工房」を継いでいる。茂さんの調理具は、名人の域にあり、日本だけでなく海外の一流シェフからも大きな信頼を得ている。
「鍛金工房WESTSIDE33」から車で約30分のところにある「鍛金工房」を訪ねると、伸行さんが行平鍋を玄翁で叩いているところだった。茂さんは鍋を手に、若い職人に何やら指示している。どうやら鍋を叩く力加減のことらしい。名人から若手へ、技の伝承は少しずつ確実に行われている。



※2013年取材(営業時間など変更の場合あり)
写真/川西善樹
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