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- 初めてでも楽しめるソロキャンプ場 etc・・・
▼Single Malt|シングルモルト
各蒸溜所が作り出す独自の味わいが、グラスの中に香り立つ。
数多くのこだわりが生み出す
老舗ならではの風格あるシングルモルト「THE MACALLAN(ザ・マッカラン)」

スペイ川中流のクレイゲラヒ村対岸で作られ、「シングルモルトのロールスロイス」の異名も持つ。ハイランド地方で2番目の公認蒸溜所として1824年に創業。しかしそれ以前の18世紀始めには、地域を往来する牧童たちによって「マッカラン農場の命の水」の名は知れ渡っていたという。伝統の象徴ともいえる敷地内の邸宅イースターエルキーハウスは、1700年にジョン・グラント大佐が建てたものだ。
蒸留にはスペイサイドで最も小さいポットスチルを使用し、樽は主にドライ・オロロソシェリーの空き樽のみ。しかも自ら制作した新樽をスペインのシェリー業者に託し、2年間使ったものを引き取るという徹底ぶりだ。原料には高価なマッカラン専用の麦芽を用いる。
こうした多くのこだわりが生む味わいは、あらゆる国々で愛される。日本では長い間、輸入シングルモルトの1位に君臨し続けている。

THE MACALLAN(ザ・マッカラン)
種類/シングルモルト
地域/スペイサイド
製造元/ジ・エドリントン・グループ社
創業年/1824年
問合せ先/サントリーホールディングス
TEL/0120-139-310
ザ・マッカラン 12年

自社オリジナルのシェリー樽だからこその華やかで芳醇な香りと美しい色合い
小型のポットスチルは手間がかかるが密度の濃い蒸留酒が出来る。オリジナルのシェリー樽はドライフルーツやバニラの芳醇な香りと、美しい茶褐色を生む。華やかで上品、濃厚な味わいは熟成年数を経るごとに深まる。

ザ・マッカラン 12年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/8,000円
【色】優雅な金色
【香り】バニラにほのかなジンジャー、ドライフルーツ、シェリーの甘さ
【味わい】濃厚なドライフルーツとシェリー
【余韻】トフィーの甘さ、ドライフルーツにウッドスモークとスパイスが感じられる
【LINE UP】
ザ・マッカラン 18年

ザ・マッカラン 18年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/30,00円
ザ・マッカラン 25年

ザ・マッカラン 25年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/150,000円
ザ・マッカラン 30年

ザ・マッカラン 30年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/225,000円
政府公認第1号の蒸溜所としてシングルモルトの原点を守る「THE GLENLIVET(ザ・グレンリベット)」
バランスのとれた甘みと香りで飽きのこない味
スペイサイド地方初の政府公認蒸溜所として1824年創業。「シングルモルトの原点」ともいわれ、創業者の考えを反映した伝統的製法を守る。ノンピート麦芽のみ使用。自然な香りと甘みが絶妙なバランス。
THE GLENLIVET(ザ・グレンリベット)
種類/シングルモルト
地域/スペイサイド
製造元/シーバス・ブラザーズ社
創業年/1824年
問合せ先/ペルノ・リカール・ジャパン
TEL/03-5802-2756
【LINE UP】
ザ・グレンリベット 12年


ザ・グレンリベット12年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
ザ・グレンリベット 15年

ザ・グレンリベット 15年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
ザ・グレンリベット ファウンダーズリザーブ

ザ・グレンリベット ファウンダーズリザーブ
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/オープン価格
ザ・グレンリベット 18年

ザ・グレンリベット 18年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
ザ・グレンリベット 25年

ザ・グレンリベット 25年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/オープン価格
伝統と革新を組み合わせ独自の手法に果敢に取り組む「BENRIACH(ベンリアック)」
多様な樽のヴァッティングによる深い香味
1898年に創業後、すぐに閉鎖するなど波乱万丈の歴史をたどるが、それ故に多彩なウイスキーを造る蒸溜所へと進化した。30種類以上にも昇る多様な樽で造りあげるウイスキーは革新的。一方で現在でも伝統的なフロアモルティングを行う数少ない蒸溜所でもある。写真の10年はノンピート。
BENRIACH(ベンリアック)
種類/シングルモルト
地域/スペイサイド
製造元/ブラウン・フォーマン社
創業年/1898年
問合せ先/アサヒビール
TEL/0120-011-121
ベンリアック 10年


ベンリアック 10年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/5,190円
蜂蜜を思わせるすっきりした甘みと香りを堪能できる「GLEN ELGIN(グレンエルギン)」
スペイサイドらしい個性を存分に愉しむ
スペイサイドで19世紀に建てられた最後の蒸溜所である。古くから「ホワイトホース」のキーモルトとして原酒を供給しているが、シングルモルトの味は多くのウイスキー評論家に注目されてきた。蜂蜜系のリッチな甘み。モルティで呑みやすいスペイサイドの伝統を上質に表現している。
GLEN ELGIN(グレンエルギン)
種類/シングルモルト
地域/スペイサイド
製造元/グレンエルギン蒸溜所
創業年/1898年
問合せ先/MHD モエ ヘネシー ディア
TEL/03-5217-9731
グレン エルギン 12年


グレン エルギン 12年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/5,550円
シングルモルトを初めてボトリングした先駆け蒸溜所「GLENFIDDICH(グレンフィディック)」
世界No.1の売上げを誇るシングルモルトは、モートラックで20年間勤めたウィリアム・グラントが、フィディック川のほとりに1887年に建てた蒸溜所で造られる。もともとは他社同様、全てのモルトウイスキーをブレンデッド用に出荷していた。スコットランドで初めて、シングルモルトとして世界に売り出したのは1963年のことだ。年間130万ケース近く販売する今も、グラント一族は当時からの伝統的製法を継承し続けている。
GLENFIDDICH(グレンフィディック)
種類/シングルモルト
地域/スペイサイド
製造元/ウィリアム・グラント&サンズ社
創業年/1887年
問合せ先/サントリーホールディングス
TEL/0120-139-310
グレンフィディック12年スペシャルリザーブ

世界で最も愛されているスコッチウイスキーのフレッシュな味わいはシングルモルト初心者にも
創業当時と同じ小型のポットスチルを31基も使い、一部は直火焚きで丁寧に蒸留。樽職人や銅職人も配置して手の仕事を続けることが、軽くフレッシュでクリーンな味わいを作り出す。飲み口は非常になめらかで初心者にもお勧め。

グレンフィディック12年スペシャルリザーブ
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/4,000円
【色】淡い金色
【香り】洋梨・レモン・フルーティーな熟成香
【味わい】甘くフルーティー・クリーム
【余韻】やわらかな甘み・繊細で軽やか
【LINE UP】
グレンフィディック 15年 ソレラリザーブ

グレンフィディック 15年 ソレラリザーブ
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/7,000円
グレンフィディック 18年 スモールバッチリザーブ

グレンフィディック 18年 スモールバッチリザーブ
容量/750ml
アルコール度数/40度
価格/12,000円
グレンフィディック 21年

グレンフィディック 21年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/30,000円
アイラモルトの特色が凝縮された極めて個性的な味わいが魅力「LAPHROAIG(ラフロイグ)」

ピーティでヨード臭もある非常に強い個性のシングルモルト。チャールズ皇太子が愛飲することでも知られ、「アイラモルトの王」とも称される。ラフロイグとはゲール語で「広い入江の美しい窪地」の意。ジョンストン兄弟が1815年に設立した蒸溜所は、その名の通り静かな入江に建つ。現在の製法の骨格を作ったのは1954年にスコッチ初の女性所長になったベッシー・ウィリアムソン。専用ピートでの手間をかけた麦芽乾燥、バーボン樽の導入などが独自の味わいを生み出す。

LAPHROAIG(ラフロイグ)
種類/シングルモルト
地域/アイラ
製造元/ビームサントリー社
創業年/1815年
問合せ先/サントリーホールディングス
TEL/0120-139-310
ラフロイグ 10年

薬品を思わせる強烈なヨード香や濃厚な味は一度体験すれば決して忘れられない
専用ピートの採掘場は海に近く、海藻や水分が多い。それを使い、手作業で時間をかけて麦芽を乾燥するために強烈なピート香やヨード香がつく。追ってのバニラ香はバーボン樽での熟成による。正露丸のようと感じる人もあるが、一度はまればクセになること間違いない。

ラフロイグ 10年
容量/750ml
アルコール度数/43度
価格/5,600円
【色】濃い金色
【香り】爽快なピート・磯
【味わい】滑らかでややオイリーなコク
【余韻】海藻を思わせるユニークな心地良い後味
【LINE UP】
ラフロイグ セレクト

ラフロイグ セレクト
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/4,000円
海に抱かれた蒸溜所で作られる潮風と蜜の香りのアイラモルト「BOWMORE(ボウモア)」
「女王」と称される優しく気品ある味わい
小さな港のそばに建つ、1779年創業のアイラ島最古の蒸溜所。熟成庫は海際でしぶきを受け、伝統的な製麦工程も潮風の影響を受けることから、ほどよいピート香と共に海の香りを感じさせる。多種の樽による原酒をヴァッティングし、スモーキーでいて蜜のような甘みを持ちクリーミー。気品ある味わいは「アイラの女王」とも称される。
BOWMORE(ボウモア)
種類/シングルモルト
地域/アイラ
製造元/モリソン・ボウモア社
創業年/1779年
問合せ先/サントリーホールディングス
TEL/0120-139-310
ボウモア 12年


ボウモア 12年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/4,400円
甘みを感じる芳醇な香りはフランスで一番の人気「ABERLOUR(アベラワー)」
2種類の樽を使って造る美しいバランス
清らかな水に恵まれた理想的な環境で1879年に創業した。アベラワーとは、ゲール語で「ラワー川が合流する場所」。特色は、シェリー樽とバーボン樽で熟成した原酒をバランスよくヴァッティングして濃厚な甘みやフルーティな香味を作り出していること。ラムレーズンを思わせる風味は、昔からフランスで人気が高い。
ABERLOUR(アベラワー)
種類/シングルモルト
地域/スペイサイド
製造元/シーバス・ブラザーズ社
創業年/1826年(1879年)
問合せ先/ペルノ・リカール・ジャパン
TEL/03-5802-2756
アベラワー 12年


アベラワー 12年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
スモーキーさではスコッチ随一ピートの威力を実感させる「ARDBEG(アードベッグ)」
個性の強さでは1、2を争う
1815年に創業し、20世紀後半に2度の生産停止を経た後、1997年に蘇った。スモーキーさはトップクラス。麦芽のピート臭さを表すフェノール値はアイラモルトの中で最も高い。さらに仕込み水はピート層から染み出た黒い湖水を使い、熟成後の冷却濾過は行わない。煙くさく、塩っぽく、ヨード香も強いが、奥に甘さやフレッシュな果実感。
ARDBEG(アードベッグ)
種類/シングルモルト
地域/アイラ
製造元/グレンモーレンジィ社
創業年/1815年
問合せ先/MHD モエ ヘネシー ディアジオ
TEL/03-5217-9731


アードベッグ 10年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/6,000円
超背高の蒸留器の採用で生まれるフローラルな香り「GLENMORANGIE(グレンモーレンジィ)」
スコットランド人が愛する華やかなフレーバー
1843年の創業時に取り入れたのはジン用の中古ポットスチル。異様に首が長いのだが、それが雑味を排し、フルーティでフローラルな成分だけをアルコールに残した。現在も蒸溜所に12基並ぶポットスチルは高さ5.14mあり、仕込み水は非常に硬度の高い湧き水。樽の独自性でも知られ、アメリカで原木を買い付けて作るホワイトオーク樽をバーボンメーカーに貸し出してから使用する。ピュアで香り高い味わいはスコットランド現地の一番人気。
GLENMORANGIE(グレンモーレンジィ)
種類/シングルモルト
地域/北ハイランド
製造元/グレンモーレンジィ社
創業年/1843年
問合せ先/MHD モエ ヘネシー ディアジオ
TEL/03-5217-9731
グレンモーレンジィ オリジナル


グレンモーレンジィ オリジナル
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/5,470円
【LINE UP】
グレンモーレンジィ ラサンタ 12年 シェリーカスク

グレンモーレンジィ ラサンタ 12年 シェリーカスク
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/6,800円
グレンモーレンジィ キンタ・ルパン 14年 ポートカスク

グレンモーレンジィ キンタ・ルパン 14年 ポートカスク
容量/700ml
アルコール度数/46度
価格/7,800円
ハイランドモルトでは異色の穏やかなピート感とスモーキーさ「THE ARDMORE(アードモア)」
「ティーチャーズ」のキーモルトで知られる
ハイランドモルトの中ではスモーキーでピーティな風味を持つ異色の存在。1898年創業の蒸溜所は大麦産地にあり、ピートも地元で切り出せる。「ティーチャーズ」のキーモルト。繊細でライト。ハイランドらしいおおらかな味わいがある。
THE ARDMORE(アードモア)
種類/シングルモルト
地域/北ハイランド
製造元/ビーム サントリー社
創業年/1898年
問合せ先/サントリーホールディングス
TEL/0120-139-310
アードモア レガシー


アードモア レガシー
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/3,000円
ノンピート麦芽100%のすっきりとまろやかな味わい「GLENGOYNE(グレンゴイン)」
贅沢な原料の資質を存分に活かすクリアな酒
ローランドとの境界線に位置するが、仕込み水を北の丘から採っているためハイランドモルトに分類される。国産のゴールデンプロミス種の大麦を使い、ノンピート。麦芽本来の風味を活かしたすっきりとクリアな味わいは日本料理にも合う。
GLENGOYNE(グレンゴイン)
種類/シングルモルト
地域/南ハイランド
製造元/イアン・マクロード・ディスティラリーズ社
創業年/1833年
問合せ先/アサヒビール
TEL/0120-011-121
グレンゴイン 10年


グレンゴイン 10年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/3,800円
2001年に再開した蒸溜所の軽やかでクリーンなアイラモルト「BRUICHLADDICH(ブルックラディ)」
テロワールを活かした挑戦を続ける
1881年に創業。1994年の閉鎖の後、元ボウモア蒸溜所長のジム・マッキューワンらが2001年に再開させた。アイラモルトでは珍しいノンピートで、ほのかに海や柑橘を感じさせるクリーンな味。近年は島で途絶えていた大麦栽培も支援している。
BRUICHLADDICH(ブルックラディ)
種類/シングルモルト
地域/アイラ
製造元/レミー コアントロー社
創業年/1881年
問合せ先/レミーコアントロー ジャパン
TEL/03-6441-3025
ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ


ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ
容量/700ml
アルコール度数/50度
価格/5,500円
ビクトリア女王が試飲に訪れた山麓の小さな老舗蒸溜所「ROYAL LOCHNAGAR(ロイヤルロッホナガー)」
スムーズな味で有名スコッチの原酒にも
山麓の所在地そばにあるバルモネラ城が英王室の別荘になったのが1848年。試飲して気に入ったビクトリア女王から勅許状を経て、ロイヤルの名を冠した。ポットスチル2基の小さな蒸溜所。ピートを抑えたリッチで酸味もあるモルト。
ROYAL LOCHNAGAR(ロイヤルロッホナガー)
種類/シングルモルト
地域/東ハイランド
製造元/ディアジオ社
創業年/1845年
問合せ先/キリンビール
TEL/0120-111-560
ロイヤルロッホナガー 12年


ロイヤルロッホナガー 12年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
海と岩礁の力強さを感じる島の自然が生み出した味に「TALISKER(タリスカー)」
胡椒を思わせる刺激の後に続く温かなパワー
スカイ島の荒々しい自然の中で作られるアイランドモルト。1830年にマッカスキル兄弟が創業し、長年の間、島で唯一の蒸溜所だった。岩礁の島は慢性的に水が足りず、仕込みには背後の丘に掘った14の地下水源が使われる。ミネラルとピート豊かな水が作る味わいは力強く温かい。ポットスチルのアームは途中で2度折れ曲がり、カーブに溜まった液体は釜に戻す。それが、このモルト独特のパワフルさや胡椒のような風味を生む。
TALISKER(タリスカー)
種類/シングルモルト
地域/アイランズ
製造元/ディアジオ社
創業年/1830年
問合せ先/MHD モエ ヘネシー ディアジオ
TEL/03-5217-9731
タリスカー ストーム


タリスカー ストーム
容量/700ml
アルコール度数/45.8度
価格/5,800円
【LINE UP】
タリスカー 10年

タリスカー 10年
容量/700ml
アルコール度数/45.8度
価格/5,050円
タリスカー ポートリー

タリスカー ポートリー
容量/700ml
アルコール度数/45.8度
価格/8,950円
タリスカー 18年

タリスカー 18年
容量/700ml
アルコール度数/45.8度
価格/14,200円
リリースされてまだ数年スペイサイドの隠れた宝石「GLENALLACHIE(グレンアラヒー)」
グレンアラヒー蒸溜所は1967年、スペイサイドの谷あいにブレンデッドウイスキーへの原酒供給目的で作られた。幾度か所有者が変わり、2017年に買い取ったのが元ベンリアック蒸溜所オーナーでシングルモルト界の名プロデューサーであるビリー・ウォーカーだ。熟成されていた原酒の底力をシングルモルトで世に出し始めたのはそれからだ。密やかに輝いていた原石の魅力を今では多くの人が知る。
GLENALLACHIE(グレンアラヒー)
種類/シングルモルト
地域/スペイサイド
製造元/グレンアラヒー蒸溜所
創業年/1845年
問合せ先/ウィスク・イー
TEL/03-3863-1501
グレンアラヒー 12年

バタースコッチや蜂蜜を感じる甘さが面白い 今後が大きく期待されるスペイサイドモルト
ベンリネス山近くの水で仕込み、ゆっくりと熟成された原酒は、シングルモルトとして新たな日の目を見た。甘さやフルーティさがありながらも、しっかりとした骨格を持つ豊かな味。

グレンアラヒー 12年
容量/700ml
アルコール度数/46度
価格/オープン価格
その他の人気シングルモルト
CRAGGANMORE(クラガンモア)

「マッカラン」や「グレンリベット」などの蒸溜所所長を歴任したジョン・スミスが1869年に創業した。スペイサイドモルトの中でも最も繊細でスイートなウイスキーである。「12年」は幾重にも重なる複雑なフレーバーから、スモーキーなフィニッシュへと続く。
クラガンモア 12年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/4,400円
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
LAGAVULIN(ラガヴーリン)

アイラ島南岸のピートに厚く覆われた地で作られる。どっしりしたコクやベルベットのような舌触りを持ち、アイラモルトの中で最もリッチ。
ラガヴーリン 16年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/8,800円
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
DALWHINNIE(ダルウィニー)

スペイ川最上流部の、最も寒冷な地で作る。多くの銘酒のキーモルトであり、シングルモルトで出されるのは5%以下。ソフトで穏やかな味。
ダルウィニー15年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/6,500円
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
AUCHENTOSHAN(オーヘントッシャン)

グラスゴー郊外で作られる。ローランド伝統の3回蒸留を今も守り、仕込み水はハイランド産。ライトな香りと軽やかなボディで食中酒にも。
オーヘントッシャン
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/4,000円
サントリーホールディングス
GLENDRONACH(グレンドロナック)

東ハイランドで200年近く続く伝統と歴史を継承する、シェリー樽熟成のエキスパート。非常にリッチな味わいはハイランド伝統の味である。
グレンドロナック 12年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/5,770円
アサヒビール
BEN NEVIS(ベン・ネヴィス)

西ハイランドにそびえるスコットランド最高峰ベンネヴィス山の雪解け水で仕込む。甘くフルーティ。所有するニッカの技術も生きている。
ベン・ネヴィス シングルモルト 10年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/4,990円
アサヒビール
KILCHOMAN(キルホーマン)

2005年にアイラ島で誕生したキルホーマン蒸溜所の定番商品。マキヤーベイとは島一の美しさを誇るビーチの名前。力強いピートスモークが特徴。
キルホーマン マキヤーベイ
容量/700ml
アルコール度数/46度
価格/オープン価格
ウィスク・イー
ARRAN(アラン)

1995年にアラン島のロックランザ村に誕生したクラフト蒸溜所の先駆者。島の特徴である清らかさとフルーティさ、モルトの味わいを感じられる。
アランモルト 10年
容量/700ml
アルコール度数/46度
価格/オープン価格
ウィスク・イー
MORTLACH(モートラック)

スペイサイドのダフタウンで最も古い蒸溜所。密造酒を作っていた3人の農夫が始めたとも。6基のポットスチルを駆使した複雑な蒸留が特色。
モートラック 12年
容量/700ml
アルコール度数/43.4度
価格/7,000円
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
THE SINGLETON(ザ シングルトン)

シングルトンは3つの蒸溜所のシリーズ。これはスペイサイド中心部のダフタウン蒸溜所で作られるもの。スモーク感は少なく、とてもなめらかな味。
ザ・シングルトンダフタウン 12年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
キリンビール
OBAN(オーバン)

西ハイランドのモルトだが、立地はヘブリディーズ諸島玄関口の港町。ハイランズの穏やかさとアイランズに近い海の感触を併せ持っている。
オーバン 14年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/8,300円
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
BUNNAHABHAIN(ブナハーブン)

アイラ島の蒸溜所では最も北の人里離れた地で造る。ブランド名は「河口」の意味。スモーキーさは少なく、アイラモルトでは一番軽い味。
ブナハーブン 12年
容量/700ml
アルコール度数/46.3度
価格/6,370円
アサヒビール
GLENKINCHIE(グレンキンチー)

大麦畑に囲まれたのどかな光景の中で仕込まれる酒は軽やかでドライ。典型的なローランドモルトだ。すっきりした甘さと草の青々しさがある。
キルホーマン マキヤーベイ
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/4,400円
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
CAOL ILA(カリラ)

ゲール語の「アイラ海峡」の名の通り、ジュラ島を見渡す海峡に面した蒸溜所で作られる。ピート色の濃い仕込み水と、ピートの効かせ方も様々な麦芽を使った味はスモーキーかつスイート。年間の生産量はアイラ島で最大の規模を誇る。
カリラ 12年
容量/700ml
アルコール度数/43度
価格/5,800円
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
CLYNELISH(クライヌリッシュ)

本土北端へと伸びる海岸沿いにあり、1819年にサザーランド公爵によって設立されたのが始まり。花や果実の芳香と柔らかさのあるハイランドと、スパイシーで潮気のある海岸の2つの味わいを併せ持つとされ、なめらかでドライ。通好みの味だとも。
クライヌリッシュ 14年
容量/700ml
アルコール度数/46度
価格/6,600円
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
SCAPA(スキャパ)

北海に浮かぶオークニー諸島最大の島メインランドの酒。仕込み水はピートが濃いが、麦芽はノンピート。バニラや磯の香りのライトな味わい。

スキャパ
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/6,400円
サントリーホールディングス
▼Blended|ブレンデッド
良い原酒を良いバランスで混ぜれば旨くなる。実はこれこそがスコッチの伝統だ。
ブレンデッドスコッチの美味しさを世界に広めた青年の志「JOHNNIE WALKER(ジョニーウォーカー)」
世界的に有名なスコッチ・ウイスキーのブランドである。1820年に14歳で食料店を開いた創業者のジョン・ウォーカーは、やがて扱うウイスキーのブレンドを始める。そして息子や孫がさらに拡大させた。スコッチ=ブレンデッドだった頃の華やぎは今も失せない。
JOHNNIE WALKER(ジョニーウォーカー)
種類/ブレンデッド
地域/なし
製造元/ディアジオ社
創業年/1820年
問合せ先/キリンビール TEL:0120-111-560
MHD モエ ヘネシーディアジオ TEL:03-5217-9731
ジョニーウォーカー ブルーラベル

黒、赤、緑、金などのラインナップの中長期熟成の味わいを愉しめる
ジョニーウォーカーはスコットランドで醸造された40~50種の原酒をブレンドして造られる。中でもブルーラベルは一万分の一の確率でしか存在しないという熟成の頂点に達した希少な原酒のみを使用。フルーティな甘い香りとほどよいスモーク感が愉しめる。

ジョニーウォーカー ブルーラベル
容量/750ml
アルコール度数/40度
価格/19,800円
問合せ先/MHD モエ ヘネシーディアジオ
TEL/03-5217-9731
【色】優雅な琥珀色
【香り】最初にドライフルーツ、蜂蜜とウッディーが続く
【味わい】最初にドライフルーツやシトラス、その後、蜂蜜、スイートスパイス、バニラが続き、ダークチョコレートへと徐々に変化する
【余韻】芳醇な味わいを心地よいスモーキーさが優しく包み込む
【LINE UP】
ジョニーウォーカー ブラックラベル12年

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
問合せ先/キリンビール
TEL/0120-111-560
ジョニーウォーカー ダブルブラック

ジョニーウォーカー ダブルブラック
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
問合せ先/キリンビール
TEL/0120-111-560
ジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブ

ジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブ
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
問合せ先/キリンビール
TEL/0120-111-560
ジョニーウォーカー 18年

ジョニーウォーカー 18年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
問合せ先/キリンビール
TEL/0120-111-560
由緒ある紋章を持つ絶妙なブレンディングの王道スコッチ「BALLANTINE’S(バランタイン)」
スコットランド各地の厳選された原酒をブレンド
ヨーロッパでは最も売れているブレンデッドがこれ。創業者のジョージ・バランタインは18歳でエジンバラに食料品店を開き、やがてブレンドの好評を得てグラスゴーに進出した。スコットランド各地の厳選されたモルトとグレーン原酒を40種類以上ブレンドし、突出感のない落ち着きと爽やかさのあるバランス。
BALLANTINE’S(バランタイン)
種類/ブレインデット
地域/なし
製造元/ジョージ・バランタイン&サン社
創業年/1827年
問合せ先/サントリーホールディングス
TEL/0120-139-310
バランタイン 17年


バランタイン 17年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/9,000円
英国史上最長寿とされた人物トーマス・パーをブランド名に「OLD PARR(オールドパー)」
日本の政治家らにも愛された
ラベルの老人は15世紀に生まれ、80歳で初婚して152歳9カ月を生きたというトーマス・パー。その実在人物にあやかり、時代が変わっても変わらぬ品質を守るべく名付けられた。スペイサイドのクラガンモアをキーモルトにした、スイートでコクがある。なめらかで奥行きのある芳醇な味わいは、明治時代より日本のリーダーにも愛されてきた。
OLD PARR(オールドパー)
種類/ブレインデット
地域/なし
製造元/ディアジオ社
創業年/1871年
問合せ先/MHD モエ ヘネシー ディアジオ
TEL/03-5217-9731
オールドパー 12年


オールドパー 12年
容量/750ml
アルコール度数/40度
価格/5,000円
世界100か国以上で親しまれるなめらかな口当たりのスコッチ「CHIVAS REGAL(シーバスリーガル)」
ストラスアイラがキーの芳醇な香り
1801年にシーバス兄弟が高級食料品店を開業したのが前身。地下のセラーでウイスキーの熟成を行っていた兄弟は、顧客の高い要望に応えるため1840年代にブレンディングを始めたパイオニア。その技は芸術の域にまで達し、英国王室御用達の栄誉にも輝いた。芳醇でまろやかな味わいは、まさに“アート・オブ・ブレンディング”である。
CHIVAS REGAL(シーバスリーガル)
種類/ブレインデット
地域/なし
製造元/シーバス・ブラザーズ社
創業年/1857年
問合せ先/ペルノ・リカール・ジャパン
TEL/03-5802-2756
シーバスリーガル 12年


シーバスリーガル 12年
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
その他の人気銘柄
TEACHER’S(ティーチャーズ)

1863年に誕生し、150年以上も愛され続けるブレンデッドウイスキー。キーモルトには、シングルモルトとしても評価の高い「アードモア」が使用されている。ハイランド由来の爽やかなスモーキーさとほのかな甘みが特徴。
ティーチャーズ ハイランドクリーム
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/1,270円
サントリーホールディングス
LONGJOHN(ロングジョン)

生みの親であるジョン・マグドナルドが193cmの長身で、愛称の「のっぽのジョン」がブランド名に。スペイサイドの「トーモア」をキーモルトに約30種類もの熟成モルトとグレーン原酒を使う。まろやかで芳醇な味わいはハイボールにもぴったり。
ロングジョン スタンダード
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/1,360円
サントリーホールディングス
WHITE HORSE(ホワイトホース)

エジンバラにあった「ホワイトホースセラー」という旅籠が由来。自由と独立の象徴だった店だ。創業者ピーター・マッキーはアイラ島の「ラガヴーリン」で修業し、それが今もこの酒のキーモルトになっている。ブレンデッドでは珍しいスモーキーさが特色。
ホワイトホース ファインオールド
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
キリンビール
J&B

謎めいた名称は製造元のジャステリーニ&ブルックス社のイニシャル。スコッチでは珍しいイタリア人による創業。1790年にはジョージ3世から勅許状を得ている。スペイサイド地方のモルトを核に42種の原酒をブレンドし、ライトでフレッシュな味わい。
J&Bレア
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
キリンビール
ROYAL HOUSEHOLD(ロイヤル ハウスホールド)

45種類にも及ぶ原酒によって織り成される、繊細な味わいが特徴の上質なブレンデッドウイスキー。「ダルウィニー」をキーモルトとして使用しており、さらに特別に選りすぐられた原酒を用いている。その味わいは気品漂う風格にあふれたスコッチである。
ロイヤル ハウスホールド
容量/750ml
アルコール度数/43度
価格/35,700円
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
ROYAL SALUTE(ローヤルサルート)

1953年、現英国女王エリザベス2世の戴冠式で放たれた皇礼砲が名の由来。砲数に即し、上質なオーク樽で21年以上熟成したモルトとグレーン原酒だけでブレンドされている。ローヤルの名に違わぬエレガントな円熟味と深いコクを持つ最高級スコッチ。
ローヤルサルート 21年 シグネチャーブレンド
容量/700ml
アルコール度数/40度
価格/オープン価格
ペルノ・リカール・ジャパン
スコッチウイスキーの6つの生産地&蒸溜所を巡る。
スコットランドにはモルトウイスキーだけでも約150カ所もの蒸溜所がある。
これらは地域によって6つの生産地区分に分類され、それぞれに特色を持っている。
蒸溜所が点在するのは本島全域と離島部。つまりは良い水と原料が手に入り、気候条件が合うところならスコットランドのどこにでも、だ。そしてひとつの国の中でも条件が違えば味わいは変わり、さらに各蒸溜所の考え方も様々な個性を生み出す。
自力で全エリアを回るのは至難。現地旅行会社では1~2エリアに絞っての蒸溜所巡りツアーも各種開催されている。好みのウイスキーを作る土地を選んで参加するのも面白そうだ。製造工程や歴史を知り、あれこれ試飲しつつ周辺の観光も愉しめる。
HIGHLANDS(ハイランド)
スコッチウイスキーの中心地。広域に渡って40以上のモルトウイスキー蒸溜所があり、東西南北の4地区に区分することもある。北は力強く、東はスペイサイドに近い味。西は潮っぽい海岸的、南はフレッシュで個性的な傾向がある。
主な特徴
●力強い
●スパイシー
●フルーティ
SPEYSIDE(スペイサイド)
ハイランド地方北東部、鮭釣りで有名なスペイ川の流域を中心とした比較的狭いエリアに、56のモルトウイスキー蒸溜所が集中している。昔から大麦の産地で、水もよく清涼。スコッチの中でも最も華やかでバランスのいい銘酒が多い。
主な特徴
●フルーティ
●フローラル
●軽やかで華やかな甘味
LOWLANDS(ローランド)
かつてはハイランドの蒸溜所と激しい競争を繰り広げたエリア。現在はグレーンウイスキー生産地として知られ、歴史あるモルトウイスキー蒸溜所は3つ。ライトで穀物感のある味わいが特色だ。
主な特徴
●モルティ
●フローラル
●穏やかな風味
ISLANDS(アイランズ)
アイラ島以外のスコットランド周辺の島々。数百の島がある中、オークニー諸島、スカイ島、ジュラ島、マル島、アラン島などそれぞれ個性的なモルトウイスキーを生産している。現在、新しい蒸溜所を建てる島も多く、注目される。
主な特徴
●甘味やハーブ系の味わい
●シトラス系フレーバーやピートの香り
ISLAY(アイラ)
へブリディーズ諸島の最南端に位置する淡路島程度の大きさの島で、豊富なピート層や良質の水に恵まれている。現在は9つの蒸溜所があり、計画中も3カ所。ピート由来のスモーキーさがこのエリアの個性。
主な特徴
●非常に強いピート香
●薬品のような香り
●海藻のような香り
CAMPBELTOWN(キャンベルタウン)
かつては30を超える蒸溜所があったが禁酒法の影響で衰退し、現在稼働するのは3カ所。香り豊かでオイリー、潮っぽい風味を持っているのが特徴だ。近年は失われた蒸溜所の復興や新製品開発への尽力も進む。
主な特徴
●フルボディ
●深みのある香り
●かすかな塩味
文◎秋川ゆか
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