縄のれんをくぐって串揚げで一杯
京浜東北線西川口駅東口から歩いてすぐの場所に店を構える大衆酒場「串げん 西川口店」。オープンは13時から。店の外観は合掌造りの面影を漂わせた赤提灯と縄暖簾が下がる居酒屋だ。店内をちらっとのぞくとひとりでも気軽に入れる雰囲気だ。
縄のれんをくぐると、店内は奥に長く延びたカウンターが3列。その頭上には串揚げや一品料理のメニューの札がずらりと並ぶ。串揚げだけでもおよそ40種。どれを最初に頼むか迷ってしまうほどだ。カウンター席以外にも4人掛けテーブルも6つある。
カウンターに座ると、てきぱきと働くスタッフが声をかけてきた。「今日のお勧めは、牛の炒め物が280円! 肉豆腐や、ミニグラタンも」と。一串80円から並ぶ串揚げ数本と電気ブランを頼む。これで1000円でおつりがくる。財布に優しい会計に満足して、ほろ酔い気分でまだ明るい中を駅に向かった。
