17084玄関ホールに設けた狭い三角形の趣味スペース。 ひとりの世界にのめり込めるベスト空間〈神奈川県 佐藤邸〉|小さな秘密基地の造り方

玄関ホールに設けた狭い三角形の趣味スペース。 ひとりの世界にのめり込めるベスト空間〈神奈川県 佐藤邸〉|小さな秘密基地の造り方

編集部
フルリノベーションをして、マンションとは思えないほどの広い玄関ホールを設けた佐藤さん。その一角を切りとったスペースを趣味の籠り空間に。狭いからこそ、便利で楽しい秘密基地となった。
玄関ホールを斜めに仕切って趣味部屋を設置。扉を閉めれば籠もり度満点。

扉を開けると、マンションとは思えないほどの広々とした玄関ホールにまずは驚かされる。もともと横に5畳の部屋があり、その壁を取り払ったことにより生まれた空間で、ずらりと靴が並ぶシューズシェルフもショップのような存在感を放っている。

そしてその横に設えたのが、ご主人の秘密基地ともいえる場所。あえて壁を斜めにした三角形の狭いスペースはコックピットのような様相で、座ったままで本や物に手が届くようになっている。

本やフィギアなどをずらりと並べた棚は、すぐに手が届く。好きな物に囲まれる部屋はまさに男のロマン。

「音楽を聴いたり、ギターを弾いたり、ゲームをしたり、自分の世界に入り込める部屋が欲しかった。これからはライブハウスのように壁や天井にポスターを貼るのもいいなぁ」と目を輝かせる佐藤さん。

ブラインドで仕切ればシューズシェルフも趣味部屋も隠せる。

結婚当初は狭い賃貸マンションに住んでいたが、2017年に築15年の当物件を購入してフルリノベーション。趣味部屋を持つ夢を叶えた。広い玄関ではDIYもできるので、さらに自分でカスタマイズしたいと意欲をみせる。

こちらはリビングルームの一角に設えたワークスペース。仕事をする時はここで集中。奥さまは広々としたリビングダイニングが趣味の部屋だそうだ。

【秘密基地造りのPOINT】
1.玄関ホールに設えた趣味空間。
2.狭いからこそ楽しい我が部屋。
3.仕事をするスペースと分ける。

【Owner’s voice】
ここは基本的に趣味の部屋。狭いからこそ嬉しくなります。持ち帰った仕事はリビングにある机の方でやります。

文/岩谷雪美 写真/秋 武生

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