18336ハイスクール時代の夢を今に再現する、カリフォルニア仕様「VW タイプ1 ラグトップ」(1962/ドイツ)|憧れのクラシックカースタイル

ハイスクール時代の夢を今に再現する、カリフォルニア仕様「VW タイプ1 ラグトップ」(1962/ドイツ)|憧れのクラシックカースタイル

編集部
カリフォルニア州のなかでもビーチ沿いは、VWビートルが一番似合う場所だ。サーフィンのメッカであるハンティントンビーチに居を構えるテッドさん、彼は横須賀の米軍基地で生まれた日系アメリカ人である。その後、父親の仕事の関係で日本とアメリカを行ったり来たりの生活となった。
サンルーフ越しにパームツリーが望めるカリフォルニア仕様。

クルマに関してはハリウッドで高校生だった時に手に入れたエルカミーノ、キャデラックやファイヤーバードなど、カリフォルニアンなカーライフを過ごしてきた。

このクルマを手に入れたのは2003年。ハイスクール時代にカリフォルニアのビーチでたくさん走っていたVWを、当時の雰囲気で再現して乗ってみたかったのだ。同じように当時目にしていたバハバグ(バギー)も手に入れている。

近くのビーチまでVWでドライブ。きれいな車体に散歩中のミドルアメリカンたちも声をかけてくる。

VWビートルの塗装は綺麗な白。車内も白でペイントされ、シンプルなメーター周りと調和している。映像関係の仕事の合間に「このクルマでビーチを走るのが息抜きなんです」と言う。

車内も白できれいにペイントされ、シンプルなメーター回りとうまく調和している。
エンジンは2003年に1600ccに換装。同じくトランスミッションも交換し、フリーウエー走行も考えてディスクブレーキ化。アメリカでは旧車といえども快適な方向に手を入れるのが当たり前。

VW タイプ1 ラグトップ

「ビートル」や「カブトムシ」と呼ばれるフォルクスワーゲン タイプ1。2003年まで生産され、累計生産台数約2153万台の国際大衆車だ。

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