19777このクルマが青春だった。偶然出会った“縁”を大事に乗り続ける「日野コンテッサ1300」(1967/日本)|わたしが クラシックカーに乗り続ける、その理由。

このクルマが青春だった。偶然出会った“縁”を大事に乗り続ける「日野コンテッサ1300」(1967/日本)|わたしが クラシックカーに乗り続ける、その理由。

編集部
若い頃から日野コンテッサ一辺倒の筋金入りの粕川さん。最初の2台はクーペと4ドアのSだった。当時は色々とカスタムしたり、エンジンを他社製に載せ変えたりしていたそうだ。
シルバーパネルのダッシュボードもウッドステアリングもストックのまま。60年の年月を感じさせない。

写真のクルマは3台目。これは「25年前に知り合いの納屋で、20年以上眠っていたコンテッサを見つけて譲り受けました」。ワンオーナーで、新車で数年乗っただけで走行距離も1万6千㎞しか走っていなかったそうだ。その後ゆっくりレストアして2年前に完成。

コンテッサ愛が半端じゃない粕川さん。

現在はもう一台所有のトヨタパブリカ800と共に大事に乗っていきたいとのこと。コンテッサについては「なんといってもスタイル。特にフロントマスクが気に入っています」。

特徴があるのでリアスタイルを愛するファンも多く、フロント好きと人気を二分している。

クラシックカーオーナー共通の悩みだが、部品の入手にやはり苦労しているので、そのために部品取り車をキープしたとのことだ。

Sモデルは同時に販売されたクーペと同じ1300cc・65馬力仕様、4速トランスミッションを採用。

【Owner’s voice】
偶然見つけたこのクルマとの縁
若い頃に散々乗り回していたクルマだから青春はコンテッサと共にかな。それもあってこの3台目を見つけた時には埃はかかっていたし、不動車ではあったけれど嬉しかったね。

日野コンテッサ1300

4ドアセダンとして「コンテッサ1300」が発売されたのが1964年。ジョバンニ・ミケロッティデザインで、イタリアのデザインコンクールで複数回受賞。

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