創業天保元年、文人たちに
愛された嬉野温泉の老舗宿
長崎と小倉を結んだ長崎街道の嬉野湯宿にあった大村屋は、創業天保元年(1830)の歴史ある旅館。書聖・中林梧竹が定宿とし、歌人・斎藤茂吉も病気療養に訪れている。

泉質は日本では珍しい高温にして無色透明の「重曹泉」。ナトリウムを多く含み、まるで美容液のようなトロリとした肌ざわりで、入浴後は肌をしっとりすべすべにしてくれる。

夕食は大村屋特製のお茶しゃぶしゃぶをはじめ、冬の素材を使った品が並ぶ。朝食には嬉野名物とろける温泉湯豆腐を。