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ジャックダニエルを飲んだことはあるだろうか?
世界的に有名なウイスキーブランドであるジャックダニエルは、Drinks Internationalの調査によると、世界で6番目に多く売れているブランドである。なお、アメリカ産のウイスキーだけに限定すれば堂々のナンバー1だ。
世界で最も売れているアメリカンウイスキーであるジャックダニエルは、特有の甘い香りと豊かな風味が特徴。そのため、日本ではbarなどのお酒の種類が豊富なお店だけではなく、普通の飲食店でも提供されている代表的なウイスキーとして知られている。
本記事では、ジャックダニエルの歴史、種類、おすすめの飲み方を詳しく紹介していく。ジャックダニエルが好きな方はもちろん、美味しいウイスキーを探している方もぜひ参考にしてほしい。
そもそもジャックダニエルとは

明確なデータはないが、ジャックダニエルは絶対的な柱として「オールドNo.7」を提供しているため、単一銘柄では世界一の売上を誇っているともいわれている。
はじめに、ジャックダニエルの歴史、製法、評価を詳しく紹介していこう。
歴史
ジャックダニエルが、アメリカ合衆国で初の公認蒸留所として認められたのは1866年。
名前の由来は創業者の「ジャスパー・ニュートン・ジャック・ダニエル」から。彼は、幼い頃から地元の牧師にテネシーウイスキーの製造ノウハウを学び、1904年に開催されたセントルイス万国博覧会に「ジャック・ダニエルオールドNo.7」を出品し金賞を獲得した。
当時から、特有の甘い香りと風味が豊かな深い味わいは世界中で高い評価を得ている。
しかし、1919年に禁酒法が施行されると状況は一変。ジャックダニエルは一時的に閉鎖に追い込まれるが、禁酒法が撤廃された後は、創業者であるジャック・ダニエルの甥であるレム・モトローにより再建される。
その後は、甥の後を継ぐ家族がいないために世界規模の大手メーカーであるブラウン・フォーマン社に買収され、現在に至る。2016年には蒸留所の創業から150周年を迎えた。
ちなみに、日本国内では1970年からジャックダニエルの輸入をサントリーが担当していた。その契約は2012年12月で終了となり、現在はアサヒビールへと輸入権が委譲されている。
製法
ジャックダニエルの特徴的な甘みは、その製法に秘密が隠されている。
原料は80%以上のトウモロコシが使用されており、完成した原酒はホワイトオークを焦がした樽の中で熟成させる。さらに、シュガーメイプルと呼ばれているサトウカエデの木炭を用いてろ過する製法を採用しているため、従来のウイスキーよりもろ過の時間が長いのが特徴だ。
ジャックダニエルの特徴であるカラメルの苦さとまろやかな口当たりは、木炭の効果で雑味が取り除かれているのが大きな要因だ。
ちなみに、ジャックダニエルを作る樽は一度しか利用されないものの、そのまま廃棄されることはなく、アイルランドの蒸留所へ送られてスコッチウイスキーの熟成樽として再利用されている。
評価
ジャックダニエルの世界的な評価にも注目してみよう。
前述したように、ジャックダニエルが初めて世界で注目を集めたのは、1904年の世界博覧会に出品して金賞を獲得してからだ。しかし、名実共に世界中に広がったのは、世界的な人気ミュージシャンが愛飲していたことが大きな理由であるとされている。
とくにジャックダニエルを愛してやまない有名人として知られているのが、The Rolling Stonesの「ミック・ジャガー」とギターの「キース・リチャーズ」だ。
彼らはジャックダニエルを片手に持ちながら撮影した写真も多く、映像などでも飲んでいる姿が多く見られる。他にも、フランク・シナトラなども愛飲していることを公言していたので、当時の若者はこぞってジャックダニエルを飲み始めたというわけだ。
1904年の世界博覧会をはじめ、ジャックダニエルは世界中のさまざまな賞を獲得している。しかし、ジャックダニエルはあくまでも大衆が手軽な値段で楽しめるウイスキーだ。
歴史を振り返ってみても、憧れのスターが愛飲しているお酒ということで知名度が広がり、現在の地位を確立したウイスキーであるということがわかる。
ジャックダニエルのラインナップは全部で8種類!それぞれの特徴を紹介
ジャックダニエルには全部で8種類のラインナップがあり、それぞれで異なる特徴がある。
- ブラック(Old No.7)
- ジェントルマンジャック
- シングルバレル
- ゴールド
- シナトラセレクト
- テネシーハニー
- テネシーファイヤー
- ライ
ジャックダニエルのスタンダード商品である「ブラック(Old No.7)」は有名だが、それ以外は詳しく知らない方が多いだろう。
以下では、それぞれの特徴を詳しく紹介していく。
ブラック(Old No.7)

単一銘柄で世界一売れているとも言われている、ジャックダニエルの定番であり柱の『ブラック(Old No.7)』。
ジャックダニエルの定番ではなく「ウイスキーの定番」とも言われている逸品で、バニラの香りが感じられる口あたりが良い味わいが魅力。手頃な値段なので、ウイスキー初心者にもおすすめだ。
自社で製造している製品なので、トースト&チャーという製法によりバニラとキャラメルの風味を味わえる。ジャックダニエルのスタンダードなので、まずはこれから飲んでいただきたい。
ちなみに、銘柄が「No.7」という理由は諸説ある。1つは7番目のレシピだったというもの、そしてもう1つは、創業者がプレイボーイだったことから7人の愛人がいたという説だ。
しかし、なぜ「No.7」が銘柄で使われるようになったのかの明確な答えは不明。ブラック(Old No.7)の深い味わいを堪能しながら、名前の由来を予想してみるのも面白いだろう。
ジェントルマンジャック

まろやかでソフトな舌ざわりが特徴的な『ジェントルマンジャック』。
ジャックダニエルのシリーズの中で唯一となるチャコール・メローイング製法を2回行っているため、ブラックに比べてよりまろやかな風味となっている。
甘味が豊かなので、ストレート・ロック・ハイボールとさまざまな飲み方で楽しめる。ウイスキー初心者や味が苦手という方にもぜひ堪能していただきたい。
シングルバレル

その名の通り、1つの樽で熟成・製造されているのが『シングルバレル』だ。
1つの樽で製造しているため、樽ごとに個性が出るという面白い特徴がある。そのため、ボトルごとに微妙に風味と香りに差があるため、通になれば微かな違いも楽しめるだろう。
シングルバレルの風味は、力強くて飲みごたえがある仕上がりになっている。豊潤で深い味わいなので好きな人は選ぶが、熱狂的なファンも多いのがシングルバレルだ。
ゴールド

酸味が少なく口一杯にまろやかな風味が広がる『ゴールド』。
ブラックのラベルには「No.7」という銘柄が記載されているが、ゴールドには「Old No.27」と記載されている。この数字の理由は、ブラックラベルの2倍の手間暇をかけて製造しているという意味で記載されているんだとか。
それほど、ジャックダニエルの中でも屈指の深い熟成感を楽しめるのがゴールドの特徴だ。それでいてフルーティーな味わいが口の中に広がり飲みやすいウイスキーなので、特有の風味を堪能できるストレートでまずは飲んでいただきたい。
シナトラセレクト

ジャックダニエルをこよなく愛していたフランク・シナトラの生誕100年を記念して製造された『シナトラセレクト』は、ジャックダニエルの最高級品として知られている。
フランク・シナトラは自宅、滞在中のホテル、移動中のプライベートジェットでもジャックダニエルを愛飲しており、亡くなる時はボトルが埋葬されたといわれている。
ダークチョコレートのようなほろ苦さが心地よく広がり、甘さとのバランスが絶妙な逸品。大人のジャックダニエルを堪能したい方におすすめしたい逸品である。
テネシーハニー

蜂蜜の風味を加えたハニーテイストの『テネシーハニー』は、滑らかな口あたりが特徴的なジャックダニエルである。
アルコール度数は35度だが、蜂蜜の風味が加えられているため非常に飲みやすい。価格帯もリーズナブルなので、初心者でも気軽に始められるウイスキーであるといえるだろう。
テネシーファイヤー

蜂蜜、メープルシロップ、ナッツフレーバーを加えたリキュールである『テネシーファイヤー』。
フレーバーが含まれているため分類としてはリキュールとして扱われるが、その中身は飲みやすいウイスキーという印象。テネシーハニーと同様に蜂蜜が含まれているため飲みやすく、初心者でも手軽に飲めるジャックダニエルであるといえる。
しかし、テネシーハニーに比べれば少々の刺激はある。スパイシーでピリッっという舌ざわりもあるため、ウイスキーの飲みごたえを重視している方にもおすすめだ。
ライ

70%以上のライ麦を原料にして作られているのがジャックダニエルの『ライ』だ。
ジャックダニエルの深い味わいは残しつつ、原料由来となるスパイシーな風味が特徴。ライ麦を採用しているという時点で珍しいウイスキーといえるため、あまり酒場で見かけることはないだろう。
おすすめの飲み方はロックとハイボール。個性が強い味わいなので、食後の一杯で風味を堪能しながらゆっくりと飲み干してみてほしい。
ジャックダニエルのおすすめの飲み方を紹介

最後に、ジャックダニエルのスタンダードモデルである『ブラック(Old No.7)』を対象に、おすすめの飲み方を紹介していこう。
ハイボール
ウイスキーの主流の飲み方であるハイボールは外せない。
まず、ジャックダニエルは非常に求めやすい価格で発売されている。さらに、コンビニやスーパーで気軽に購入できるため、いつでもどこでも買えるという点も大きな魅力だ。
ハイボールであれば、炭酸を加えるだけでジャックダニエルの本来の味わいと風味を際立たせることが可能だ。そのため、まずはハイボールでジャックダニエルを楽しんでいただきたい。
オン・ザ・ロックス
本場のテネシー州では、ジャックダニエルをロックで飲むのが最もポピュラーである。
まずは大きな氷を入れてジャックダニエルを注ぐ。マドラーで軽くかき混ぜたらそれで終わりだ。ジャックダニエルは何かと割らずとも豊かな風味と香りを楽しめるため、オン・ザ・ロックスでも十分に充足感を満喫できるだろう。
ロックで飲む場合は、上記で紹介したさまざまなジャックダニエルを味わってほしい。それぞれで違う風味なので、初心者は飲みやすいスタンダードモデルかテネシーハニー、上級者はシングルバレルかゴールドがおすすめだ。
まとめ
ジャックダニエルの全ラインナップの特徴とおすすめの飲み方を紹介してきたが、参考になっただろうか?
甘い香りと豊かな風味が特徴的なジャックダニエルは、スタンダードモデルだけが多くの方に知られているが、それ以外のシリーズも個性的な特徴がありとても美味しい。
ジャックダニエルは、日本国内であればどこでも飲める位のメジャーなウイスキーだ。ウイスキー初心者にもおすすめできる銘柄なので、ぜひ多くの方に堪能していただきたい。
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