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世界中の人々から長く愛されている「ザ・マッカラン」。名前は聞いたことがあるけれど、特徴や魅力についてはよく知らないという人もきっと多いはずだ。
そこで今回「男の隠れ家デジタル」では、ザ・マッカランのこだわりや魅力、製品ラインアップについて詳しく解説する。最後まで読めば、ザ・マッカランの魅力を深く理解できた上で、ご自身に合った銘柄を見つけられるはずだ。
ザ・マッカランとは?
画像引用:SUNTORY|About The MACALLAN 製品紹介
ザ・マッカランとは、スコットランドのスペイサイドでつくられている、シングルモルトウイスキーのことだ。世界的に愛されているウイスキーであり、ウイスキー愛好家にはもちろんのこと、ウイスキー初心者の人にも認知されているほど有名である。
ザ・マッカランをつくっている蒸留所は、豊かな自然に恵まれたスペイ川上流の丘陵地帯に位置している。ウイスキーづくりに適した環境、なおかつ厳選されたオーク樽によって、上質なウイスキーが生産されているのだ。
なお、ザ・マッカランは、「スコッチウイスキーの王様」「シングルモルトのロールスロイス」と言われることもある。それほど多くの人々に支持されている高級ウイスキーなのだ。
ザ・マッカランが作られている蒸留所
画像引用:SUNTORY|About The MACALLAN 蒸溜所
ザ・マッカランは、スコットランドのスペイサイド地方に位置する蒸留所でつくられている。実はスコットランドには、100を超えるウイスキーの蒸留所がある。それほどウイスキーづくりに適した環境であるとも言える。
そして2018年5月、これまでザ・マッカランを生産していた蒸留所から、約400m離れた場所に新たな蒸留所がつくられた。これまで積み重ねてきた過去と現在を見つめ直し、新たな環境下でウイスキーづくりのスタートを切った。
なお、新たな蒸留所では、ブランドが誕生するまでのストーリーや、独自の蒸留方法が確立されるまでのルーツなど、ザ・マッカランが歩んできた歴史を追体験できる仕掛けが備わっている。
ザ・マッカランの歴史|誕生秘話
画像引用:SUNTORY|About The MACALLAN 歴史
歴史ある美味しいウイスキーには、感動的なエピソードが存在するケースが多い。ザ・マッカランもその例外ではない。ザ・マッカランが多くの人に知れ渡るまでには、味わい豊かな数々のストーリーが存在する。
ザ・マッカランの頑固なこだわりは、いまから約190年以上前まで遡る。1824年、ザ・マッカランの蒸留所は、ハイランドで2番目に「蒸留ライセンス」を取得し、合法的に蒸留が行える環境を構築した。蒸留所としての歴史はさらに古く、18世紀初め頃にはすでに名前が知られていた。
しかし、ザ・マッカランは順調に人気を獲得していったわけではない。戦時中は人員の不足が目立って生産量が減少する、1940年から1944年の終わり頃までウイスキーの蒸溜が法的に禁止される、原料の高騰や税の引き上げが起こるなど、これら数々の苦難を乗り越えてきたからこそ、いまのザ・マッカランが存在しているのだ。
ザ・マッカランのこだわり|6つの柱
画像引用:SUNTORY|About The MACALLAN ザ・マッカラン 6つの柱
ザ・マッカランの味わいの起源は「森」だと言われている。ザ・マッカランの味わいを特徴づける要素の8割、自然な色味に至っては100%が樽に由来しているとされる。
そして、そのザ・マッカランの味わいと品質を保つ強いこだわりは、以下6つの柱によって成り立っている。その要素を1つずつ解説していく。
1つ目の柱:イースターエルキーハウス
1つ目の柱は、ザ・マッカランの魂が宿る家「イースターエルキーハウス」だ。ザ・マッカランを象徴する建物で、蒸溜所で働く人々の心の拠り所としても役割を果たしている。
また、このイースターエルキーハウスには、ザ・マッカランを物語るこれまでの歴史が刻まれている。何度も所有者を変えながらも、これまでの魂が変わらずに受け継がれてきたのだ。
2つ目の柱:スペイサイド最小のポットスチル
2つ目の柱「スペイサイド最小のポットスチル」は、ザ・マッカランの味わいを特徴づける重要な要素の1つである。銅との接触を考え抜かれ、それぞれの形や大きさがどれも異なっている。
なお、小さな蒸溜釜は操業に大きなコストが掛かるものの、アルコールの移動距離が短いため、重厚で高品質な蒸留酒を抽出できる。そのため、ザ・マッカランの味わいは、このポットスチルが実現していると言っても過言ではない。
3つ目の柱:ファイネストカット
ザ・マッカランの持つフルーティーな香りと味わいを実現するためには、アルコール度数70%以下に精選した「ベスト・オブ・ベスト」のみを使用する必要がある。
その「ベスト・オブ・ベスト」の量はわずか16%のみ。そして、最高のウイスキーをつくりあげるためのファイネストカットにより、ザ・マッカランのコク深い濃厚さが生まれている。
4つ目の柱:樽へのこだわり
ザ・マッカランは樽へのこだわりを忘れない。ウイスキーの熟成に用いる樽は、自社の森林で樽に使用する木を伐採するところから始まり、樽の完成までに数年の手間をかけている。
誰にも真似できないザ・マッカランの味わいと香りは、樽へのこだわりが大きいとされている。この樽へのこだわり、さらには、これまでの長い歴史のなかで編み出した独自の製造プロセスにより、ザ・マッカランという上質なウイスキーが生産できているのだ。
5つ目の柱:ナチュラルカラー
ザ・マッカランの美しい見た目は、樽の個性によって色づけられたものである。つまり、着色料などで人工的に作られたものではなく、ナチュラルカラーそのものなのだ。
自然の色味を得るには優れた技術が必要とされていることから、ザ・マッカラン蒸留所の絶え間ない努力が伺える。
6つ目の柱:職人たちの魂と情熱
職人たちの魂と情熱を忘れてはならない。ウイスキーづくりのスペシャリストたちの魂と情熱により、ザ・マッカランという素晴らしいウイスキーが実現している。
製法の哲学や技術は代々受け継がれてきたものであり、職人たちの熱い想いが込められている。
ザ・マッカランの商品ラインアップ
最後に、ザ・マッカランの商品ラインアップを紹介する。主なシリーズとしては、以下の4つが挙げられる。
- ザ・マッカラン シェリーオークシリーズ
- ザ・マッカラン ダブルカスク12年
- ザ・マッカラン トリプルカスク12年
- ザ・マッカラン レアカスク
それぞれ、1つずつ解説していく。
ザ・マッカラン シェリーオークシリーズ
シェリーオークシリーズは、ザ・マッカランを象徴する華やかな味わいが特徴的。自社で原木の選定から製樽までを徹底した、貴重なシェリー樽によって熟成された原酒のみが使用されている。
なお、今回はシェリーオークシリーズとして、12年・18年・25年の3つの年代物を紹介する。
ザ・マッカラン シェリーオーク12年
シェリーオーク12年の見た目は、優雅な金色をしている。バニラのなかに、ほのかに香るジンジャーが特徴的で、ドライフルーツのような甘さも兼ね備えている。味わいは濃厚なドライフルーツとシェリー。
- 容量:700ml
- 度数:40%
- 価格:約14,000円
ザ・マッカラン シェリーオーク18年
明るいマホガニー色が特徴的なシェリーオーク18年。12年よりもドライフルーツとジンジャー、スパイスのような香りが強い。
また、ドライフルーツにスパイスを足したようなリッチな味わいを楽しめる。熟した果実のような長い余韻も魅力的だ。
- 容量:700ml
- 度数:43%
- 価格:約110,000円
ザ・マッカラン シェリーオーク25年
シェリーオーク25年は、18年よりも濃厚なマホガニー色をしている。香りはシェリーとウッドスモークのなかに、かすかにシトラスとシナモンが含まれる。
味わいはドライフルーツとウッドスモークが強めで、余韻はスパイスの重厚さが長く続く。高級感のあるパッケージが魅力的だ。
- 容量:700ml
- 度数:43%
- 価格:約500,000円
ザ・マッカラン ダブルカスク12年
ダブルカスクはシェリーオークとは異なり、マッカランスタイルに厳選したアメリカ産とヨーロッパ産のシェリーにより、完全なバランスをもって熟成させている。クリーミーで甘みのあるマッカランが楽しめる。
また、香りにはバタースコッチやアップルキャンディのような甘みが含まれている。ザ・マッカラン ダブルカスクは、このように全体的に甘く仕上がっている。
- 容量:700ml
- 度数:40%
- 価格:約7,500円
ザ・マッカラン トリプルカスク12年
ヨーロピアンオークのシェリー樽、アメリカンオークのシェリー樽、バーボン樽を熟成させた原酒。その原酒を絶妙なバランスで混ぜ合わせたものが、ザ・マッカラン トリプルカスクだ。
見た目はリッチな麦わら色をしており、バニラやメロンの香りが特徴的。味わいは非常に複雑で、レモンやバニラ、そのなかに軽くトーストしたようなオークが含まれる。スパイスに甘みがプラスされた心地よい余韻を楽しめる。
- 容量:700ml
- 度数:40%
- 価格:約7,500円
ザ・マッカラン レアカスク
ザ・マッカラン レアカスクには、30年以上の長期熟成原酒を含む、厳選された16種類のシェリー樽の原酒が使用されている。複数の希少な樽原酒をかけ合わせていることから、レアカスクと名付けられた。
レーズンやチョコレートのようなリッチな香り。そして、上品で深みのある複雑な味わい、ドライフルーツとスパイシーの余韻が楽しめる。
- 容量:700ml
- 度数:43%
- 価格:約54,000円
まとめ
本記事では、ザ・マッカランの歴史や特徴、製品ラインアップを詳しく解説した。
ザ・マッカランは、スコットランドのスペイサイドでつくられるシングルモルトウイスキーだ。別名「スコッチウイスキーの王様」「シングルモルトのロールスロイス」と、言われることもある。
蒸留所としての歴史はかなり古く、18世紀初め頃にはすでに名前が知られていた。ザ・マッカランの深みのある心地よい味わいは、これまでの長い歴史によって編み出された、独自の製造プロセスにより実現している。
本記事を読んで興味が湧いた人は、ザ・マッカランの商品ラインアップを参考にし、自身にピッタリの銘柄を見つけてみてほしい。
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