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白ワイン同様、赤ワインに使われるぶどう品種は数多くあるが、まずは王道とも言える「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」「ピノ・ノワール」の3つのぶどう品種をおさえておこう。
前回の白ワイン編はこちら
▶︎ ワイン初心者も安心!おさえるべき主要ぶどう品種は「3つ」だけ『白ワイン編』【ワインを学ぶvol.8】
赤ワインは味わいの幅はもちろんだが、口に含んだときの「おもさ」が重要なポイント。一般的には「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」と形容される。
酸味や渋み、そして色調、これらの要素を加味して赤ワインの「おもさ」は決まるのだが、それらを飲む前に判断するのは難しい。
そこで今回は赤ワインに使われる代表的なぶどう品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」「ピノ・ノワール」の3つを軸に紹介していきたい。
赤ワインの王道品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」

世界中で栽培され、赤ワインと言えば「カベルネ・ソーヴィニヨン」と言われるほどメジャーかつポピュラーなぶどう品種。フランス、ボルドーやカリフォルニアのナパでは非常に高価なワインになる。重厚なタイプの飲み口で、渋みがしっかりと感じられる。
味わいの特徴
「力強い」「濃厚」「パワフル」といった言葉で形容されることが多いぶどう。
渋みとコクがしっかりとあって、深みのある濃い色調が特徴。カシスやブラックベリーのようなアロマと、チョコレートのニュアンス。
料理・おつまみとの相性
ボリューミーかつジューシーな料理との相性がいい。特におすすめなのは「牛肉」だ。シンプルにグリルしたビーフステーキやビステッカ、濃厚なソースと煮込んだ牛肉の赤ワイン煮込みなど。
シルキーでまろやかな品種「メルロー」

メルローもボルドー地方原産のぶどう品種。王道品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンと対比されることが多いが、総じて口当たりがなめらか。
味わいの特徴
「ふくよか」「シルキー」「なめらか」といった言葉で形容される事が多い。果実味があって、渋みは少なめ。渋みが穏やかな分、カベルネ・ソーヴィニヨンよりも親しみやすいぶどう品種だ。
料理・おつまみとの相性
ミディアムボディ〜フルボディの味わいなので、お肉料理との相性はもちろんよい。なかでも豚の角煮や焼き鳥といった甘辛い味付けの料理にピッタリと寄り添ってくれる。
上品な高級ワインを生み出す品種「ピノ・ノワール」

フランスワインの銘醸地、ブルゴーニュを中心に栽培されているぶどう品種。あの有名な「ロマネ・コンティ」を生み出す高貴なぶどうで、長期熟成させると複雑味が増す。
透明感のあるルビー色の色調で、世界中のワインラバーに愛されている。
味わいの特徴
生産地や醸造方法によって味わいに幅があるが、総じてミディアムボディで飲みやすい。渋みは穏やかで料理に合わせやすいほどよい酸味が特徴。早のみタイプのフレッシュなワインは、いちごやラズベリーのような赤果実のアロマを感じる。熟成がすすむにつれて紅茶やきのこ、なめし革といった奥行きのあるアロマがでてくるのが特徴だ。
料理・おつまみとの相性
鴨肉のロティやチキンソテーといったお肉料理との相性がよい。また、複雑味のあるピノ・ノワールの場合は、キノコのマリネや舞茸のソテーなどともペアリングできる。
また、ピノ・ノワールの繊細な酸味は、醤油や出汁を使った日本食との相性もよいので、繊細な味付けの和食と合わせるのもおすすめだ。
赤ワインを知るために、まずは3種類!

ワインに使われるぶどう品種は非常に数多くあるので、なにがなんだかさっぱり…と困惑してしまうのも無理はない。
それでも軽めのピノ・ノワール、ミディアムボディでなめらかなメルロー、重厚な飲み口のカベルネ・ソーヴィニヨンの3つに絞って覚えれば、ワインに対してのハードルがグッと下がることだろう。ワインショップに行った際にはぜひ参考にしていただきたい。
筆者プロフィール:
吉川大智(ヨシカワダイチ)
世界40ヶ国200都市の酒場とワイナリーを訪問したJ.S.A認定ソムリエ。ワインバーのマネージャーを経て、現在多数のメディアにてコラムやエッセイを執筆するライターとして活動中。
▶Instagram https://www.instagram.com/sukoburuwines
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