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最近話題の大型スーパー「コストコ」をご存知だろうか? アメリカ発の大型スーパーであり、日本でも着実に人気を伸ばしている。
売られている商品はアメリカサイズのものが多く、内容量の割に値段が安いなど、コストパフォーマンスに優れているのが特徴。「なぜコストコで売られている商品はここまで安いのか?」という疑問を抱えている人もいるはずだ。
そこで今回は、大型スーパーコストコの商品はなぜそんなに安いのか、という理由について3つの観点から解説していく。ライフスタイル誌から誕生した男の隠れ家デジタルが、知的好奇心をくすぐる情報を解説しよう。
■安い理由1.倉庫型店舗なので物流コストがかからない
コストコの商品が安い理由の1つ目は、倉庫型店舗なので物流コストがかからないためだ。コストコは倉庫をそのまま店舗にしたようなものなので、各店舗に商品を運ぶ手間・費用がかからない。
また、大きな箱のまま店頭に並べることで、商品を小分けにする手間を削減している。このように、コストコでは通常の店舗とは異なり、物流にかかる人件費を大幅に削減しているため、その分商品の価格を安くできているのだ。
■安い理由2.商品数を少なくして仕入れを安くする
商品数を少なくして仕入れを安く抑えることも、コストコが商品を安く販売できる理由の1つだ。コストコは商品数が多いように思えるが、1つのジャンルでは1〜2種類に抑えられているため、商品数はそこまで多くない。
商品を限定して特定の仕入れを大量に行うことで、仕入れにかかるコストを大幅に抑えることができている。例えば、チーズを少ない量だけ発注している業者に比べて、コストコでは大量の発注をかけられるため、その分仕入れ料金は安く設定される。
このように、商品数を少なくして仕入れを限定することで、コストコで販売する商品の原価を安く抑えている。
■安い理由3.会員料金で利益を作っている
コストコの商品を安く購入できる3つ目の理由は、会員料金で利益を作っているためだ。コストコを利用する際には、会員料金として個人会員なら4,840円、ビジネス会員なら4,235円の年間費が発生する。
実はこの会員料金が、コストコにおける営業利益の7割近くを占めているとされる。売上高の割合としては、物販販売が大多数を占めているものの、原価を差し引くと営業利益はそこまで大きな数字にはならない。
その一方、会員料金での売上は原価がほぼ0に近く、余計なコストが一切かからないため、営業利益の比重が大きくなるのだ。
つまり、コストコは販売している商品で利益を出さなくても、会員料金のみで安定した利益を作れているのである。それらの理由から、コストコは商品の価格設定を限界まで下げることができている。
■原価を抑えるための工夫「試食サービス」について
コストコでは試食サービスを前向きに取り入れている。販売したい商品の試食を進めることで、その商品への興味を意図的に高めている。もちろん、必然的にその商品の販売数が増加するため、試食サービスが販売戦略として有効なのは周知の事実だ。
しかし、コストコの狙いはそれだけではなく、「販売する商品を集中させて原価を抑える」という狙いもある。販売する商品を限定することで、その商品の仕入れを大量に行うことが可能になるのだ。
さきほども解説したが、仕入れの発注量が増えればそれだけ原価コストの削減につながる。そのため、試食サービスを前向きに実施することは、結果的に商品を安く販売できる理由にもなっているのだ。
■まとめ
今回は、アメリカ発の大型スーパー「コストコ」の商品が安い理由を3つの観点から解説した。
一度訪れてみれば分かるが、コストコで売っている商品は質が高く、それでいて内容量の割に値段が安い。通常のスーパーと比べて、コストパフォーマンスが著しく高いと言えるだろう。
コストコの商品が安い理由を知って興味が湧いた人は、ぜひコストコの利益や販売方法などを気にせず、思いのままに利用してみてほしい。
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