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「食糧難に備えて」とか「健康のためのスーパーフードとして」とか、なんだか最近昆虫食が話題になっているじゃないか。過去には「2025年度の昆虫食市場が世界で約1,000億円となる」と発表されたこともあるが、自ら昆虫食の世界に飛び込む度胸を持ち合わせている人はまだまだ少数派だろう。
そんな昆虫食未経験者に朗報! なんと、食用昆虫が34種類も楽しめる酒が販売されたようなのだ。どう考えても虫を食べるのは怖いし、味や食感を想像すると勇気が出ない。だけど、正直ちょっと気になるのが本音だよね。
話題性だけじゃない、ちゃんとおいしい昆虫酒

2022年4月13日、昆虫食通販サイト「バグズファーム」から、昆虫食の本場メキシコより伝統的な技法で作られた虫入り酒「Del Que Toma el Cardinal(カルデナル)」の一般発売が開始された。
テキーラ、メスカルなどに代表されるアガベ(竜舌蘭)を原料とした伝統的な製法で作られた蒸留酒に、昆虫が控えめに浮かんでいる。
商品を見た感想は、「おっ。意外にしっかりと美味しそうじゃん」って感じ。まぁ、ムカデやミルワームが浮かんでいるのを見ると、やっぱりドキッとしちゃうけどね。
楽しめる(?)のは昆虫17種類×酒2種類の34種類
さて、この昆虫入り酒のラインアップは、なんと34種類。2種類のアガベと17種類の食用昆虫から好みの組み合わせが選べる。
黒いキャップの「エスパディン」は爽やかなスッキリとしたのみ口が特徴的で、ベージュキャップの「トバラ」は香りや強い旨味が特徴的だ。
楽しめる昆虫は、マダラメイガやカメムシ、バッタ、クモなど多種多様。透き通ったボトルに控えめな感じで浮かぶ昆虫たちを見ていると、だんだんと抵抗感や恐怖心が薄れてくるものだから不思議なものだ。いや、むしろなんかオシャレに見えてきたし、インテリアとして何本か飾っておいても悪くない気がしてきた。
ちなみに、昆虫を食べるかどうかは個人の自由だが、アルコールで昆虫由来の成分が分解されて溶け出しているため、エビ・カニなどの甲殻類アレルギーの人は注意が必要だ。
伝統製法にこだわったメスカル スピリッツを楽しんで

この食用昆虫入り酒、物珍しさによる話題性を狙った商品かと思いきや、実はそうではない。近年急激に減少している伝統的な製法やアガベ農園、文化を守るためのさまざまなこだわりが詰まった商品なのだ。
原料のアガベは1本1本しっかりと成熟されたものだけを採取し、水も含め添加物は使用せず100%アガベでボトリング。伝統的なオーク樽で天然酵母により自然発酵させ、2回蒸留するなど、とにかくこだわって作られている。



昆虫にばかり目が向いてしまいがちだが、香り高く繊細なメスカル スピリッツを一度は味わっておきたいもの。来る昆虫食時代に向け、まずはとっつきやすい酒からチャレンジしてみてもいいかなぁ、と思わせる不思議な魅力を秘めている逸品だ。
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