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我々が普段当たり前のように飲んでいるビール。このビールはどうやって造られているのかご存知だろうか?
「大麦麦芽やホップを使用している」ということは何となくわかるものの、発酵や熟成については詳しくない人がほとんどだろう。ビールの基礎知識を理解すれば、普段飲んでいるビールをもっと美味しく飲むことができるはずだ。
そこで今回は、ビールに使用される原料や製造方法について解説する。ビール好きの人もそうでない人も、ぜひ最後まで読んでみてほしい。
■ビールに使用される原料
日本で発売されるビールには、主原料として麦芽、ホップ、水が使用されている。また、日本の酒税法により、米やトウモロコシ、でんぷん、糖類などを副原料として使用可能だ。
以前までは、原料の67%以上が麦芽でなければビールとして定義されていなかったが、酒税法の改正により、現在では麦芽比率が50%以上であればビールとして定義される。また、改正後は副原料として、規定を守れば一部の香味料さえも使用できる。
そのため、現在はビールとして分類される範囲が広くなっており、さまざまなタイプのビールが開発されている。主な原料については、以下の項目を確認してみてほしい。
【麦芽】
ビールに使用される麦芽は、主に二条大麦(ビール大麦)である。この大麦には以下のような特徴がある。
- 穀粒が大粒で大きさが一定である
- でんぷん含量が多い
- たんぱく含量が適正
- 麦芽とした場合の酵素力が強い
- エキスの発酵性が優れている
これらの理由から、ビールには二条大麦(ビール大麦)が使用されるケースがほどんどだ。なお、使用される麦芽は日本産ではなく、オーストラリア産やカナダ産のものが比較的多い。
【ホップ】
ビールの原料と言えば、ホップをイメージする人が多いだろう。ホップとは、ビールの苦味や爽快な香りを引き立たせる多年生植物だ。ホップの量を調整することで、ビールの味わいや香りが変化する。
このホップは涼しい地域で栽培されており、日本では北海道や青森県、秋田県、岩手県などが主な生産地となる。海外ではドイツやアメリカ、中国、オーストラリアなどで収穫される。
ホップはビール特有の苦味や香りを引き立たせるだけでなく、ビールの泡の強度を高めるという効力もある。まさにビールの魂とも言える原料だ。
【水】
ビールの主原料として重要になるのが水だ。水はビールの品質に大きく影響を与えるため、ビール工場を設立する際の立地条件に含まれる。
ビール造りで重要となるのは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムの含量である。これら硬度の違いによって、ビールの味わいや香りに変化があらわれるのだ。
■ビールの製造方法
ビールの製造方法は工場によっても異なるが、主な工程は以下の通りである。
1.製麦
2.仕込
3.発酵
4.貯酒
5.濾過
ビールの製造は麦芽づくりから始まる。良い麦芽をつくるために、麦を浸漬、発芽、乾燥を行ったあと粉砕する。この麦芽づくりがビールの色や香りに影響を与える。
その後、副原料と温水を合わせて糖化させ、麦汁をつくるために濾過する。ホップと合わせて発酵、熟成を経て、再度濾過したあと瓶詰めをして完成だ。
なお、収穫した麦は数ヶ月間休ませるため、全ての工程を含めると瓶詰めまでかなりの期間を要する。我々が普段飲んでいるビールは、このような複雑な工程を経て製造されているのである。
■まとめ
今回は、普段当たり前のように飲んでいるビールの原料や製造方法について解説した。
ビールに使用される原料や完成するまでの工程を理解できれば、ビールをより美味しく飲むことができるはずだ。ぜひ本記事の内容を参考にし、ビールの基礎知識を深めてみてほしい。
楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していきたいと思う。
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