ウイスキーのオン・ザ・ロックはどうやって飲むのが正解？　作り方や楽しみ方を解説

ウイスキーの「オン・ザ・ロック」を作ったことはあるだろうか？　オン・ザ・ロックは、氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐ非常にシンプルな飲み方だ。

オン・ザ・ロックはウイスキー本来の味わいを楽しめるため、多くの人がこの飲み方を実践している。作り方はシンプルで簡単だが、美味しく飲むためのポイントがいくつか存在する。

そこで本記事では、オン・ザ・ロックの作り方や楽しみ方、おすすめのウイスキーを解説する。最後まで読めば、オン・ザ・ロックの魅力を理解できた上で、今日から美味しい作り方を実践できるはずだ。

■ウイスキーのオン・ザ・ロックとはどんな飲み方？

多くの人から愛されるウイスキーには、「ハイボール」や「ストレート」といった複数の飲み方が存在する。その中でも、特におすすめの飲み方が「オン・ザ・ロック」である。

オン・ザ・ロックは、グラスに氷を入れてウイスキーを注ぐだけのシンプルな飲み方だ。ウイスキー本来の味わいを楽しめるため、世界中の人々がこの飲み方を実践している。

グラスに氷を入れる目的としては、氷によってウイスキーを冷やすことにある。常温で保存されることの多いウイスキーは、よく冷やして飲むことで口当たりが良くなる。

また、ウイスキー独特の刺激や強い香りを和らげてくれるため、非常に飲みやすくなるのだ。

オン・ザ・ロックの作り方は非常にシンプルなので、誰でも簡単に作ることができる。まず用意するものとしては、以下の4つが挙げられる。

・ロックグラス
・好きなウイスキー
・氷
・マドラー

ロックグラスはご家庭にある一般的なグラスでも代用できる。また、氷はできるだけ大きいものが良く、コンビニで売られているロックアイスがおすすめだ。

グラスや氷の用意ができたら、以下の手順でオン・ザ・ロックを作っていこう。

1．グラスに氷を入れる
2．ウイスキーを30〜40ml注ぐ
3．マドラーで軽くまぜて全体を冷やす
4．氷が溶ける前にウイスキーを飲む

オン・ザ・ロックはウイスキーを冷やして飲むものであるため、ウイスキーの入れ過ぎには注意しよう。ウイスキーが冷え切る前に氷が溶けてしまい、味が薄まって水っぽくなってしまうためだ。

その味の変化を楽しむのもオン・ザ・ロックの醍醐味ではあるが、「味の薄いウイスキーは苦手」という人もいるだろう。その場合は、氷が溶ける前にウイスキーをすべて飲み干そう。

ウイスキーのオン・ザ・ロックを最大限に楽しむ方法は、ゆっくりと少しずつ飲むことだ。ウイスキー独特の香りを楽しみつつ、少量ずつ口に運んで味わいを楽しもう。

また、オン・ザ・ロックでウイスキーを飲むときは、つまみの選択を間違ってはいけない。味の濃いつまみを選んでしまうと、オン・ザ・ロックの魅力である深い味わいを変化させてしまう。

この飲み方に適したつまみとしては、あっさりとしたナッツ系などが挙げられる。薄味のナッツ系であれば、ウイスキー本来の味わいを邪魔しないためおすすめだ。

ちなみに、ウイスキーの味わいを水や炭酸水でリセットする飲み方もある。口の中を一度リセットすることで、新鮮な気持ちで再度ウイスキーを楽しむことができるのだ。

オン・ザ・ロックにおすすめのウイスキーは以下の3つが挙げられる。好みのウイスキーがまだ見つかっていない人は、ぜひ参考にしてみてほしい。

1．ザマッカラン 12年
2．グレングラント 12年
3．バランタインマスターズ

ぜひ、これらのウイスキーをオン・ザ・ロックで試してみてほしい。「どれか1つなんて選べない」という人は、1つずつ飲んでみて好みのウイスキーを見つけるのも良いだろう。

本記事では、オン・ザ・ロックの作り方や楽しみ方を解説した。

オン・ザ・ロックは、グラスに氷を入れてウイスキーを注ぐシンプルな飲み方だ。作り方は簡単だがいくつか注意すべきポイントがあるため、美味しく飲みたい人は事前に確認しておこう。

ウイスキーの楽しみ方を模索している人は、ぜひ本記事で解説したオン・ザ・ロックを一度試してみてほしい。その素晴らしい魅力にきっと気が付けるはずだ。