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NetflixやAmazonプライムビデオなどのストリーミングサービスで、年間100本程度の映画やテレビシリーズを観る海外テレビウォッチャーのキャサリンさんに、「隠れ家でこっそり鑑賞したい超過激な作品」を毎月2つオススメしてもらう連載。第5回は、大人の好奇心をくすぐる社会派ドラマをラインナップ。
■アメリカに蔓延する鎮痛剤依存の真実を描いた社会派ドラマ『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』

「ニューヨーク・タイムズ」でベストセラーにもなったノンフィクション小説を、マイケル・キートンが主演&製作総指揮で実写化した社会派ドラマ『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』。そもそもディズニーと冠のついた配信サービスで、こんな重厚なドラマが観られることに驚く。
1990年代、中毒性が高いにも関わらず「依存する人は1%未満」との謳い文句で、貧困白人層を中心に広がった「オピオイド系鎮痛薬オキシコンチン」。この薬禍を巡る問題を、様々な視点から追っていくスリル満点のストーリー。
薬禍にもっとも影響を与えたとされるパデュー製薬は、2021年に破産している。それでもなお、アメリカに深く根付くオピオイド系鎮痛薬が引き起こした、目も当てられない現実を真っ向から描く意欲作。ネットを検索すれば事の顛末はたくさん出てくるが、ぜひ事前情報なしで観てほしい。
~ひとりで楽しむ男の隠れ家ポイント~
過激な描写はさほどないものの、取り扱う題材はなかなかの刺激の強さ。観ながら事件の背景を“ググって”しまいたくなるほど、引き込まれる作品!
■米国大手の有名企業が犯した不正を容赦なく暴くドキュメンタリー『汚れた真実』

“社会の闇”関連として、もう1作。アメリカ企業の不正をとことん追求していく1話完結型ドキュメンタリーで、制作はシーズン2まで。超大手の有名企業がバンバン出てくるので、「え? あの企業も?」と思わずアゴが外れそうになる。トランプ政権下に配信が開始されたため、作中でも露骨なトランプ一家批判が展開されており、これも見どころの一つ。
また1作目の『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』に関連して、オピオイド危機以外のアメリカの医療問題にも焦点を当てたエピソードがあり、注目してほしい。行き過ぎた資本主義が、医療と掛け合わさって起きた悲劇に胸が痛む。首謀者があまりにサイコ過ぎるため、思わず引いてしまう人も多い?
~ひとりで楽しむ男の隠れ家ポイント~
広く知られていない題材を扱うエピソードが多いので、思わず周囲に知識を披露したくなるかも!
【キャサリン】
Netflix、Amazonプライムビデオ等のストリーミングサービスで最新作を追いかける海外テレビシリーズウォッチャー。webメディア・雑誌などで執筆。
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