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働きながら仕事をする「ワーケーション」、地方に拠点を置く「サテライトオフィス」、コロナ禍での「リモートワーク」と、現代の働き方・暮らし方は、実に「混沌」としている。一人ひとりが理想の生き方を考え、それを実現しながらでも働くことができる環境が整いつつあるからだろう。
この働き方の多様性をより一層早めたのは、言わずもがな「コロナ・ショック」によるものだ。

そんな最中で「Familyinn」は、さらにその幅を広げることになりそうだ。地方に住み、空き部屋のあるホストと、田舎や地域性のある暮らしを求めるゲストをマッチング。ホームページには、ホスト先一覧を掲出し、受け入れ可能人数や、提供設備、食事形態などを明記。ホスト/ゲストが互いに承認すれば、共同生活が始まる。ホストが手伝って欲しいこと、ゲストが求める暮らしなど、事前にすり合わせることで、Win-Winな関係を気付けることが大前提だ。
滞在期間は1ヶ月から数ヶ月の長期滞在まで、ホストとゲストの間で取り決め、独自ハウスルールなども設定することができる。
地方の地域コミュニティの活性化だけではなく、世代や血縁を越えた出会い、都心の消費社会からの脱却など、「Familyinn」には、現代社会の課題を解決するヒントがありそうだ。
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