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レジェンドが語る沖縄ロックへの思い

昭和30年代以降、沖縄ロックの聖地としてBCストリート(現在の中央パークアベニュー)に君臨したライブハウス、キャノン・クラブ。「紫」の伝説はここから始まったといっていい。戦後、米軍嘉手納基地の門前町として発達したコザは、県内随一の繁華街として栄え、芸能文化を生み出すエンターテインメントシティとしての地位を確立。一世を風靡(ふうび)した沖縄ロックはその代表的な存在だ。

昭和40年から10年間、ベトナム戦争の出撃拠点となった嘉手納基地周辺では、戦地に向かう米兵たちがロックに熱狂した。当時、キャノン・クラブは新人バンドの登竜門でもあり、宮永さん自身も音楽活動に夢中の日々を送っていた。

「納得いかない演奏には容赦なく灰皿や瓶が飛んできたよ。戦地に行けば明日の命も知れぬ若者と真剣勝負の毎日だったね。演奏で彼らを納得させたいという思いが、沖縄ロックを発展させたんだ」




宮永さんは今もステージに立ち続ける。セットリストは往年のハードロックが中心だ。パンチの効いた宮永さんのヴォーカルは健在である。ロックの本場から来た外国人をうならせる本物のサウンドに、心を呼び覚まされた。
コザの叫びは今も消えることなく燃え続けている。
キャノン・クラブ

往年のロックバンド「紫」の元メンバー宮永英一さんがオーナーを務めるライブハウス。当時と変わらぬ熱い思いを伝える。

キャノン・クラブ
沖縄県沖縄市中央4-1-2
TEL/090-1940-3816
料金/テーブルチャージ1,000円、ドリンク500円〜
営業時間/ 20時~23時30分(変動あり)
定休/月曜~木曜(不定休)
新里酒造

コザの夜を満喫するなら泡盛は欠かせない。沖縄市の新里酒造は弘化3年(1846)創業で、現存する沖縄最古の蔵元である。「琉球GOLD30」1,500円(720ml)は、甕(かめ)貯蔵古酒の滑らかな舌触りが特徴だ。泡盛と水が6対4の水割りが飲みやすい。商品価格は全て税別。


新里酒造
TEL/098-939-5050
http://shinzato-shuzo.co.jp/
トリップショットホテルズ・コザ

コザで暮らすように楽しめるのが「トリップショットホテルズ・コザ」。キャバレーや美容室、バーなどの商店街の店舗をリノベーションしてスイートルームとして活用した、ユニークな滞在型のホテルだ。現在部屋数は10室。それぞれに個性的な時間を過ごせる。



トリップショットホテルズ・コザ
沖縄県沖縄市中央2-6-47
TEL/070-5489-3969
https://koza.tripshot-hotels.com/
宿泊料金/1万円〜(1泊1名食事なし)
文◎仲武一朗 写真◎安村直樹
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