今回は「ベストティーチャー」の概要と、無料体験レッスンを受けた際の感想や評価(講師の質、サービスの強み・使い勝手の良さ)を紹介しよう。
ベストティーチャーの評判
「書いて、話す」をコンセプトに、スピーキングとライティングの両方に取り組めるベストティーチャー。実際に利用している人、無料体験レッスンを受講した人の声を見てみよう。
口コミ・感想
おすすめポイント
ベストティーチャーは、ライティングとスピーキングの両方を徹底的に鍛えられるため、IELTS / TOEFLなどの試験対策にもおすすめ。また、様々な国籍のネイティブ講師からレッスンを受けたい人にも向いている。
・多国籍な英語ネイティブからレッスンを受けたい人
・4技能をバランスよく鍛えて、英語力の底上げをしたい人
・IELTS / TOEFLのライティングとスピーキングの両方を対策したい人
ベストティーチャーを受講した感想
【ベストティーチャーの良かった4つのポイント】
・厳格な採用基準をクリアし、世界50ヵ国から集まった講師陣
・自作ライティングがスピーキングレッスンの教材になる
・音声付きのライティング添削サービス
・ライティングとスピーキングによって徹底的に英語のアウトプットが鍛えられる
無料体験レッスン受講レビュー
ベストティーチャーの無料体験レッスンの流れは以下の通り。
Step1. 無料会員登録(約5分) ▼ Step2. ライティング課題と復習(約30~60分) ▼ Step3. スピーキングレッスンの予約 ▼ Step4. 無料スピーキング体験レッスン(25分) ・0:00 ~ 0:05:簡単な自己紹介 ・0:05 ~ 0:20:スピーキングレッスン ・0:20 ~ 0:25:フリートーク |
登録から受講までのフロー
▼まずベストティーチャーにアクセスし、アカウントを作成する。

▼登録メールアドレスに送られるリンクをクリック。

レッスンで使用するライティング課題を受ける
無料登録が完了すると、後ほどのマンツーマンレッスンで活用するライティングの課題を受ける。
▼私は「会社の説明をしよう」というレッスンを受けた。

▼お互い5通ずつやり取りを終えると、自分の送った英作文が添削されて音声付きで返ってきた。

▼ライティングを終えればスピーキングレッスンを予約できるが、4つの復習メソッドを通すことで、スピーキングレッスンをより有意義なものにできる。(スキップも可能)

▼オーバーラッピングは、文章を音声に被せて発声する。

▼シャドーイングでは、流れてくる音声に1、2語遅れて発声する。

▼ディクテーションは、音声を聞いて穴埋め式で単語を書きとる(入力する)トレーニングだ。

トレーニングが終了したらスピーキングレッスンの予約に進む。
スピーキングレッスンの予約
▼講師の検索条件には、初心者向け・簡単な日本語可などもある。

▼私は、翌日の23時以降の予約を閲覧したが、1コマ(25分)の時間帯で30人ほどの講師がおり、予約を取ることには困らなさそうだった。

▼気になった講師がいたらプロフィール詳細を見て予約を決める。顔写真とともに経歴や所持資格、自己紹介が掲載されている。

▼教材は自動的にライティングのトレーニングで行った内容になる。講師の話すスピードや希望するレッスン内容(おまかせ・教材中心・フリートーク)をここで選択する。

▼予約内容を確定すると、トップページで以下のような画面が確認できる。

スピーキングレッスンの内容・レッスンの流れ

レッスンにはベストーク(β版)という独自のアプリケーションを使用する。
講師と画面がつながったら、音声と画面のチェックを行う。「聞こえてる?」「見えてるー?」とフランクに話しかけてくれた。
通信環境チェックが終わったら、お互いに軽い自己紹介を含んだフリートークをした。
——フリートークと簡単な自己紹介(約5分)
講師が私の髪を見て、「かっこいいね、20才に見えるけど何歳なの?」と訊ねた。
若く見られて嬉しかったので私は講師の年齢を知っていたが「あなたは18才?」と質問し、「28だよ」と返ってきた。「めちゃくちゃ若く見えるよ」と答えたら「嬉しいけど嘘はつかないでね!」と言われた。
お互い楽しく自己紹介できたところで、本レッスンに進む。
——スピーキングレッスン開始(約15分)

画像右の赤枠部を講師が、青枠部を受講者が対話形式でスピーキングする。
発音が間違っていたり、スムーズに言葉が出ないと、適宣発音を指導してくれる。上手く発音できると“Perfect”や“Excellent”と言ってもらえるので嬉しい。
自分自身のエピソードに基づいた英作文であるため、ほかの教材にあるような使うか使わないかわからない例文を丸覚えするのではなく、非常に実用性の高いオリジナルな例文で基礎英文法、単語や表現、発音などを学ぶことができる。
——フリートーク(約5分)
私の自作ライティングの最後の文章が「ドウェイン・ジョンソンのようになりたい」であったので、残りの時間は私の好きなアメリカの世界最大のプロレス団体WWEの話になった。
私の好きな選手を教えたり、筋肉を見せたりした。“Baby muscle”と言われたので、英語も筋肉も成長した姿をまた同じ講師に見てもらいたいと思った。
最後に「質問や気になったところはありますか」と聞かれたが、特に不明点は残っておらず、25分の時間で終了した。
▼レッスンの最中は口頭で指摘を受けたが、終了後改めてレポートにて詳しいフィードバックをもらえた。

リスニングのほか、発音・語彙力・文法・表現力が5段階でランク付けされる。自分の至らないポイントが顕著にわかり、またベストティーチャーの利用方法も書かれているので、あとは実行あるのみだ。
▼総合評価は4段階になっている。

受け終わっての感想
英文を自分で考えて書くとこから始まり、正しい用法で話すところまで一連のアウトプットを積めるのは、他のサービスにはないベストティーチャーの魅力だと思う。
またライティング+スピーキングと聞くと難しそうだが、講師にサポートしてもらいながら、英語力に関係なく最後まで自分の力で取り組めるのも達成感を感じられた。
特に良かったところは以下3点。
- レッスンで使うツール・システムが優良
- 世界50ヵ国から厳選採用された講師の質が高い(フィードバックが的確)
- 自分で作成したライティングがスピーキングのレッスン内容になる
1. レッスンで使うツール・システムが優良
ベストティーチャーでは、独自のビデオツールを使ってレッスンを進める。
操作方法が簡単かつ、「講師の顔」「チャットルーム」「教材の見開き」が同時に見れるレイアウトになっており、とても使いやすいツールだった。
また、以下のようなレッスンに関するさまざまな要望を、予約の段階で事前に伝えておくことができるのも、25分のレッスン時間をフル活用できて効率的だと思う。
- 話すスピード
- レッスンの進め方(講師におまかせ・教材メイン・フリートーク)
- 発音の誤りを積極的に指摘して欲しい
- 文法の誤りを積極的に指摘欲しい
- 聞き取れなかった単語や英文をチャットボックスにタイプして欲しい
2. 世界50ヵ国から厳選採用された講師の質が高い(フィードバックが的確)
ベストティーチャーは、アメリカ・イギリスの講師を中心として、そのほかフィリピン、カナダ、オーストラリア、インド、セルビア、など、国籍が偏らないようにバランスよく世界50ヵ国から講師を集めている。
その理由は、実際に外国人と英会話をするときにはCD教材にあるような綺麗な英語を話してくれる人はほとんどいないこと、ビジネスの場で英語を話すのはアメリカやイギリスの人だけではなくアジアやヨーロッパ等の人もいるからだ。
また、ベストティーチャーには、「書類審査」「ネイティブスタッフによる英語能力審査」「日本人スタッフによる面接と模擬レッスン」「トレーナー研修」と4つステップをクリアして、はじめて正式採用となる厳選された講師が揃っている。
レッスン後のフィードバックも的確だった。
- リスニング
- 発音
- 語彙力
- 文法
- 表現力
- 総合評価
の6つの指標で自分の至らない点と、その点を修正するためのベストティーチャーの利用方法を細かく教えてくれる。
レッスン中は無我夢中で英語を話しているので、自分のミスに気づかないことが多いが、講師が細かくフィードバックを残してくれるので、ふり返りもしやすい。
3. 自分で作成したライティングがスピーキングのレッスン内容になる
繰り返しになるが、ベストティーチャーでは、まず自分で英作文をし、添削によって最適化された例文がスピーキングレッスンの教材になる。
自分の身の回りで起こったことや、普段自分が考えていることをライティングとスピーキングのレッスンを通じて、アウトプットを繰り返す練習ができるのだ。
私の場合、自分自身に関連することがレッスンの教材になることで、何よりもまず楽しく意欲的に取り組むことができた。また自分のことであるということは、それが本当に伝えたいことでもある。レッスンに対して受け身にならず、自然と能動的に取り組めると思う。
ベストティーチャーの概要
ベストティーチャーは、「書いて、話す」をコンセプトに、どのコースでも必ずスピーキングレッスンの前にライティング課題を行うことになっている。
多くのオンライン英会話スクールでは、市販のテキストや、運営者が作成したテキストをもとに英会話レッスンを行うが、それらは必ずしも自分の要望に合致するとは限らない。
ベストティーチャーでは、まずライティング課題で作成した英作文が講師によって添削され、音声と共に返却される。そしてオンラインレッスンでは、添削済みの英作文をもとに講師とマンツーマンでスピーキングを行うのだ。
スピーキングレッスンで使用する「生徒による、生徒のためのテキスト」を自分自身で作成する。これがベストティーチャー最大の特徴だ。
コース内容は「通常コース(日常英会話)」のほか、日経グループの最新ニュースを使用してアウトプット・インプットを鍛える「通常+LissN by NIKKEIコース」、「TOEFL iBT対策コース」「TOEIC SW対策コース」「IELTS対策コース」など目的別に選べ、さらにシーン別・レベル別に教材やレッスン内容を設定しているので、受講者自身のニーズにあった英語力を伸ばすことができる。
もちろん、各英語試験でのライティングレッスンも作成した英文を講師がしっかりと添削してくれる。通常はライティングとスピーキングが別コースになっていることが多く、1つのコースで4技能すべての試験対策ができるオンライン英会話は珍しい。
全コースで英語4技能を使い、それぞれのスキルをバランスよく身につけ、総合的な英語力を磨くのだ。
サービス内容(料金・講師)
料金 月額制・教材費込み | 通常コース:月12,000円 通常+LissN by NIKKEIコース:月13,500円 試験対策コース:月16,500円 ・TOEFL iBT ・IELTS ・TOEIC SW ・TEAP ・GTEC CBT ・英検®️ |
無料体験レッスン | 2回 |
対象レベル | 中上級者 |
レッスン可能時間 | 24時間 |
講師の国籍 | アメリカ、イギリス、他50ヵ国以上 |
こんな人におすすめ | ・多国籍な英語ネイティブからレッスンを受けたい人 ・4技能をバランスよく鍛えて、英語力の底上げをしたい人 ・IELTS / TOEFLのライティングとスピーキングの両方を対策したい人 |
リンク | 公式サイト |
24時間レッスン可能×レッスン回数制限なしと、時間を問わず好きなだけ学習に打ち込めるシステム。入会金や教材費は不要、ネイティブ講師を選択した場合でも追加料金が発生しないのは嬉しい。
コース・カリキュラム
レッスンには7つのコースがある。ベストティーチャーはこれらの教材を選択してレッスンを受けることができる。
通常コース | 日常生活やビジネスシーンをはじめとした1,000近いテーマのなかから自由にお選びいただき、レッスンをご受講いただけます。英語を「書いて、話せる」場面を増やしていくための、一番人気のコースです。 |
TOEFL iBT対策コース | 初めてTOEFL iBTを勉強する方や、海外大学・海外MBAを目指す方に最適なコースです。 |
TOEIC SW対策コース | 初めてTOEIC SWの勉強を開始される方や、TOEIC SWのスピーキングセクション・ライティングセクションが苦手な方に最適なコースです。 |
IELTS対策コース | ベストティーチャーの「IDP監修 IELTS対策コース」では、IELTSを共同運営するIDP監修の元に作成したオリジナル問題を使用したレッスンを受講することができます。 |
英検®️対策コース | 英検®1級〜3級の合格やCSEスコア獲得に必要な英語力を身につけるための対策コースです。 |
TEAP対策コース | 初めてTEAPの勉強を開始される方や、TEAPのスピーキングセクション・ライティングセクションが苦手な方に最適なコースです。 |
GTEC CBT対策コース | GTEC CBTの受験を考えている高校生やスピーキング・ライティングの力を伸ばしたい高校生に最適なコースです |
ベストティーチャーのQ&A

Q:英会話に自身がないのですが、初心者でも大丈夫ですか?
A:ご自身の話たいことをまず文字に起こしてから、スピーキングレッスンに進むため、初心者の方にも安心して受講できます。
Q:「自己紹介してみよう」のトピック以外で、無料体験はできますか。
A:あらかじめ「自己紹介してみよう」のトピックが選出されておりますが、残り2つのライティングレッスンは、お好きなトピックをご選択いただけます。
Q:試験対策コースの無料体験レッスンはありますか?
A:各試験対策コースにも、無料体験レッスンをご用意しております。
ライティングも学べるオンライン英会話サービスとの比較
オンライン英会話を受講することで、スピーキングだけでなくライティングのスキルも向上させたいという思いから、ベストティーチャーを検討している人も多いだろう。
ライティング添削もしてくれるオンライン英会話3選
サービス名 | 特徴 | 料金 | 体験レビュー |
---|---|---|---|
ベストティーチャー | オンライン教材、講師による英文添削が利用し放題 | 月額12,000円 試験対策は月額16,000円 | ▶体験記事へ |
Bizmates(ビズメイツ) | 資料や英文メールの添削依頼ができるレッスンなど | 月額13,200円 毎日・25分 | ▶体験記事へ |
スパトレ | 「読み・書き・話す・聞く」ために必要な力を伸ばす科学的なトレーニングを採用 | 月額4,900円 毎日・25分 | ▶体験記事へ |
オンライン英会話はそれぞれ特徴が異なり、英語学習の目的によって選ぶサービスは変わってくる。まずは、どんなオンライン英会話サービスがあるのか知ることも大切。以下の記事に各サービスの特徴と選び方をまとめているので、是非参考にしてほしい。